「お酢」は洗濯にも使える!柔軟剤がわりに入れてタオルがふんわり、シミ落としにも

家のこと

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 柔軟剤なしで「タオルをふわふわ」にする方法

2021.12.11

「タオルをふわふわに仕上げたいけれど、柔軟剤の香りが苦手」「子どもが洋服につけたシミを落とすのが大変」「シャツに染みついた汗のニオイがとれない」など、洗濯にまつわる悩みはつきないもの。そんな洗濯時のストレスは、「お酢」ひとつで解消することができます! 今回は、お酢を活用した2つの簡単洗濯テクニックを、タマノイ酢さんに教えていただきました。

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「酢」は洗濯にも使える! 柔軟剤、シミ落とし洗剤がわりになる便利アイテム

お酢が洗濯に使える!出典:www.photo-ac.com

料理に使うのが一般的な「お酢」は、じつは洗濯にも使えるのを知っていますか?

お酢の主成分は、酢酸と呼ばれるもの。酸性の性質をもつお酢はアルカリ性の汚れに強く、洗濯物の繊維に残ってしまった洗剤、汗染みや果汁染みなど水溶性のアルカリ成分を含むシミを落としやすくするのに効果的です。
お酢は、柔軟剤やシミ落とし洗剤の代用品として活用できる、すぐれもの!

お酢にもさまざまな種類がありますが、掃除には一般的な家庭料理に使用する「穀物酢」を選びます。すし酢、ポン酢など、ほかの調味料が含まれているお酢やフルーツビネガーなどはベタついたり、色がついたりする原因になるため、使用しないでくださいね。

酢の洗濯活用術1:「柔軟剤がわりに」

酢の洗濯活用術1「柔軟剤がわりに」出典:www.photo-ac.com

洗濯物をふんわり仕上げたいけれど、柔軟剤の強めの香りが苦手という方も少なくはないと思います。
そこでおすすめなのが、柔軟剤のかわりにお酢を使う洗濯方法です。

◆用意するもの

  • 水20Lに対して、酢50ml

◆洗濯方法

酢の洗濯活用術1「柔軟剤がわりに」方法
洗濯のすすぎの最後に酢を入れるだけ! あとは通常の洗濯と同様です。

洗濯洗剤の多くはアルカリ性です。タオルなどの洗濯物がふんわり仕上がらない原因のひとつが、洗剤のアルカリ性の成分が洗濯物の繊維に残ってしまうこと。
酸性のお酢を入れることで繊維に残ったアルカリ性の成分を中和し、繊維をふっくらとさせることができるのです。

「洗濯物にお酢のにおいがうつらないか?」という点が気になるかと思いますが、実際に目安の分量で試してみたところ、洗濯後にお酢のにおいは残りませんでした。

酢の洗濯活用術2:「気になるシミ落としに」

酢の洗濯活用術2「シミ落としに」

「子どもが洋服にみかんのシミをつけてしまった……」というときにも、お酢の出番!
お酢は、汗染みや果汁染みなど水溶性のアルカリ成分を含むシミ落としにも効果的です。

◆用意するもの

  • 水で4倍希釈した酢……適量
  • ハンカチなどの当て布
  • タオル

◆シミ落とし方法

酢の洗濯活用術2「シミ落としに」方法1
1.シミの上に当て布をして裏返します。

酢の洗濯活用術2「シミ落としに」方法2
2.4倍希釈した酢水をタオルに染みこませて絞り、シミの部分を叩きます。

酢の洗濯活用術2「シミ落としに」方法3
3.最後に水で絞ったタオルで叩き、通常どおりに洗濯します。

お酢には消臭効果もあるので、衣類に染みついた汗などのにおい対策にもおすすめです。
汗染みやにおいが気になるワイシャツなどは、洗濯機に入れる前にお酢の力を借りるとよいかもしれませんよ。

お酢を活用した簡単洗濯テクニックで、毎日の家事をもっとラクに快適に! 
お酢のパワーで、効率的にストレスフリーな洗濯ライフを過ごしてくださいね。
※お酢を洗濯に使うときには、塩素系漂白剤との併用は絶対にしないでください。

参考HP:タマノイ酢株式会社「お酢の効果・効能」より

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著者

shukana

shukana

小学生、幼稚園児の男の子のママ。出産前まで紳士服業界に携わり、TES(繊維製品品質管理士)の資格を取得。 暮らしをより楽しく、よりラクに過ごすための方法を日々模索中です。

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