使い終わったカイロそのまま捨てていませんか?
寒くなってくると使い捨てカイロを使うこと増えますよね。カイロを使い終わった後、みなさんどうしていますか? そのままごみとして捨ててしまっているという方は、もたいないかもしれません。今回は、使い終わったカイロのもう一回利用できる便利な活用方法をご紹介します。
カイロは何からできている?
まずカイロはどのような材料から作られているのかお伝えします。
カイロは、鉄粉、バーミキュライト、活性炭、吸水性樹脂、塩類、水を調合することでできています。その鉄粉などが空気中の酸素と反応して発熱し、温かくなります。
これらのカイロの材料を生かして、使い終わったカイロを活用していきたいと思います。
【活用方法1】消臭剤として使う
カイロには活性炭が含まれています。この活性炭には消臭効果があるため、下駄箱に入れておくと、消臭剤として活用することができます。
臭い対策が難しいブーツの中に使い終わったカイロを入れておけば、手軽に消臭することも可能です。使い終わったら捨てる前に靴の中にいれてみてください。使い終わったカイロが出る度に交換して使いまわせば、最後にもう1回役に立てて捨てることができますよ。
【活用方法2】除湿剤として使う
カイロに含まれている鉄粉、バーミキュライト、活性炭は、湿気を取る効果もあります。湿気が気になる場所といえば、クローゼットやタンスの中。カイロは薄いので、使い終わったらタンスの隅や、洋服の間に挟んで入れておけば、湿気が気になる場所の湿気取りにも役立ちます。
最後まで使い切り、正しい方法でカイロを捨てよう
使い捨てカイロの消臭や除湿効果は、通常専用の商品として販売されているものほどの効果は期待できないかもしれません。
それでも、使い終わったら捨てるだけのカイロが、玄関やクローゼットで活用できるのは便利ですね。
カイロを使い切った後は処分することになりますが、ここで注意点があります。カイロは、自治体によって捨てるゴミの種類分けが変わります。捨てる場合は、必ずどのゴミとして捨てるべきなのか確認してから捨てるようにしてください。使い終わったカイロも、最後の最後まで大切に使ってみてくださいね。