若いころとは違う！チークの塗り方で印象が大きく変わる“40歳のチーク講座”

チークは顔の印象を左右する大事なポイント！

「チークは入れても入れなくてもあまり変わらない」、そう思っていませんか？
実は、たるみなどのエイジングが進み、顔全体に凹凸感がなくなってくるアラフォー世代にチークはマストアイテムなんです！

そこで今回は、基本の入れ方やフレッシュな印象を作るチーク活用法をご紹介します。

まずは、顔の形別にチークを入れる基本の位置を確認しましょう。

女性らしくてかわいい印象の丸顔さん。
故にどうしても幼く見えてしまうことが多いかもしれません。

輪郭をシャープに見せたいと思いますので、チークは頬骨からこめかみにかけて斜め上に入れます。

そのときに、チークを入れる範囲が広すぎるのはNG。
筆をスッと滑らせる程度で大丈夫です。　　

先出の丸顔さんとは真逆で、クールで大人しい印象を持たれる面長さん。
面長さんは頬が長く間延びして見えてしまうことが多いため、頬骨から下・横と広範囲に入れましょう。　　

チークを塗るのが広範囲なので、できれば肌なじみのいいベージュ系がいいと思います。

顔の高い位置（頬）に視線を集めて、エラ張りをなるべく目立たせないように意識します。
頬骨から横に楕円形に入れるとスッキリして見えます。

エラ張り

あとは、チークを塗った後のブラシを顔の輪郭にもふんわり伸ばします。
シェーディングでつなげるのもいいと思いますが、チークの色味が輪郭に入ると顔全体のトーンが整いスッキリして見えます。

顔のカタチ別に入れ方をご紹介しましたが、「若々しい印象を作る」に特化する場合は少しやり方が異なります。

たるみにより、顔が間延びした印象になってくるアラフォー世代。
チークを活用してフレッシュさを取り戻しましょう！

「笑顔を作って一番高い位置にチークを入れる」というのはよくあるテクニックだと思います。
ところが、アラフォーの私たちの場合は「思いっきり笑った状態で一番高い位置」というのがポイントです。

エイジングで頬のお肉がたるんできますので、昔の感覚でチークを入れる位置を決めると低い場合がほとんどです。
１人で思いっきり笑顔を作るのは少し恥ずかしいかもしれませんが（私もそうでした）、慣れれは簡単。

マスク生活で下がった口角のトレーニングにもなりますし、一石二鳥ですよ！

若くてみずみずしいお肌に見せるためには、ほどよいパール感のあるカラーを選ぶことが大切です。
おすすめはNARSのチーク、4013番。いわずと知れた、愛されチークです。

ナーズ

肌なじみのいいソフトな粉に微細なパール。
シアーな質感ながら血色感もしっかり出て、やりすぎずフレッシュな印象に見せてくれます。

チークはもちろん大事ですが、メイクの中で目立ちすぎてはいけません。

それには、塗った境目をハイライトでなじませることが大事です。

ハイライト

指でぼかしてもいいのですが、ほんのりハイライトを仕込むことでメリハリがつき、発光したようなお肌になります。

いかがでしたか。

もしかしたら、マスク着用していたら意味ないのではと思った方もいるかもしれません。
確かに真正面から見ると大部分は隠れてはしまいますが、横顔ではしっかりチークがわかるものです。

この春はまたチークメインのメイクが来るともいわれていますし、今から練習しておきましょう！