片づけ上手は貯金上手
片づけが上手な人は、貯金も上手にできる人が多いことから、片づけと貯金には一定の関連性があると考えられます。
なぜ片づけが上手だと、貯金も上手になるのでしょう。片づけ上手が貯金上手になる理由について、確認していきましょう。
片づけ上手が貯金上手な理由1 無駄遣いが少ない
片づけ上手な人というのは、無駄遣いを嫌う傾向があります。
買い物をする時も、よく考え、本当に必要だと思うものだけを購入するという習慣がある人が多いのです。
また、モノが少ないことで「自分が何を持っているか」を日頃から把握しています。
「同じようなものをすでに持っている」ことも分かっているので、ダブリ買いをすることも少ないのです。
収納スペースの容量についても把握している人が多いので、買う・買わないの判断も上手です。
お金を無駄に使うことがなければ、その分貯蓄に回すことができますので、貯金上手にもなれるのですね。
片づけ上手が貯金上手な理由2 物ごとに丁寧に向き合う
片づけ上手な人は、片づけという行為に丁寧に向き合うことができる人です。「今度こそ片づけよう」と思いながらなかなかやる気が出ないことも多いので、片づけに精を出せるということは、物ごとに丁寧に向き合うことができるという証拠です。
出しっぱなしやりっぱなしであることが「気持ち悪い」と感じる人も多いので、当然お金のことも「出しっぱなし」「やりっぱなし」は好みません。
財布の中まできれいに片づけられている人は、やはり貯金も上手ですよ。
片づけ上手が貯金上手な理由3 仕事も「できる」人が多い
モノを出せば、部屋は散らかってしまうものです。片づけ上手な人というのは、出したものを出しっぱなしにせず「しまう」というところまでしっかりできる人が多いのです。
モノが片づいていないと、探し物をすることが増えますので、探し物に時間がかかり、仕事が遅くなってしまう人もいます。
日頃から片づけが習慣になっている人は、仕事も効率よく進めることができる傾向にあります。
片づけ上手な人は、仕事を片づけるのが上手なため、収入があがりやすく、したがって貯金も簡単にできるという人も多くみられます。収入アップのために片づけの習慣をつけるというのもおすすめです。
片づけ上手が貯金上手な理由4 心に余裕がある
片づけに手が回らないほど忙しくしている人は、心に余裕がありません。キャパシティを超えて毎日忙しいので、自分自身の行動を振り返ることができず、家の中も散らかっていくのです。
「片づけなければ」と思いながらも放置してしまう傾向がある人は、忙しくしすぎていないか振りかえってみてください。
片づけをする心の余裕がない人は、当然、お金のことに気配りをするような心の余裕もありませんよね。
自分の持ち物を確認したり、整理したりする時間を持つことができませんから、ダブっていようが何だろうが、とにかく買ってすませようとしてしまうのです。
その結果部屋にモノが増え続け、ますます片づかない家になるという悪循環に陥ってしまうのですね。
もちろん、片づけに手が回らないほど、頑張っていると言うこともできます。頑張っている自分をほめつつも、キャパシティを超えていないか、やるべきことを整理するというのも効果的ですよ。
片づけ上手が貯金上手な理由5 部屋の居心地が良い
片づけ上手な人は、家にこもることが好きな傾向があります。
片づいている部屋で、お茶や食事の時間を楽しんだり、家族と団らんする時間を確保したりと、巣ごもり生活が苦になりません。
おうち時間を大切にするため、外食やレジャーに強い執着もなく、お金を使った遊びに偏ることがないのですね。
常におうちが片づいているので、人をおうちに招くことにも抵抗がないでしょう。
だからといって外食やレジャーを嫌うということではありません。時には外食やレジャーも存分に楽しむというメリハリをつけることができるのですね。
片づけ上手な人は、あくまでも「不必要に出かけない」ということです。
片づけ上手になろう
片づけ上手な人は、仕事やお友達への向き合い方も丁寧なことが多いのです。そのため、周囲からの信頼も厚く、てきぱきと物事をこなすことが上手です。
そのため、お金に対して丁寧に向き合うことにも抵抗が少ない人が多く、お金のこともてきぱきと片づけていきます。
時折、お金だけに丁寧な人、片づけだけに丁寧な人も見受けますが、もともと「できる人」なので、「やろう」というスイッチさえ入れば、どちらも上手にこなせる人が多いですよ。
もちろん、プロのような片づけ上手を目指す必要はありません。最低限、居心地のいいお部屋が維持できる程度の片づけ上手を目指すだけでも、貯金上手になるには充分です。
いつも探し物をしている、何を持っているか分からないときは、同時に何にいくら使ったか分からないを引き起こすので、注意しましょう。