じつは面倒くさがりな人にこそやるべき「詰め替え」
皆さんは調味料や乾物、日用品などを詰め替えて使っていますか?
私自身は、ここ数年で家じゅうのほとんどのものを詰め替えるようになりました。
とても面倒くさがりな性格なので、数年前までは「詰め替えるなんてハードルが高い……」と思っていたのですが、見た目をすっきりさせたくて詰め替えてみたら、わかったことがあります。
それは「面倒くさがりだからこそ、なんでも詰め替えると楽になる!」ということ。今では家じゅうのものの詰め替え計画を立てています。
楽になる理由1 探しやすくなる!
同じ容器に詰め替えることで、ひと目でわかるようになります。市販品をそのまま使うと、サイズ・色・形がバラバラですよね。だから、ひと目でわかる収納になっていない限り、探しにくいのです。
同じものを複数買ってしまうことも防げます。
楽になる理由2 収納に収まりやすくなる!
こちらも同じ。日用品もストック食品も、形やサイズがバラバラだから収納しにくいことに気がつきました。同じ形の容器に詰め替えれば、収納しやすくなるし、この画像のように省スペースになることも。
詰め替えると便利!実例紹介
それでは、わが家で詰め替えているものの一例を紹介しましょう。
オイル類は、ニトリの「オイル&ビネガーボトル」に詰め替えています。フタを開けずに注ぐことができる優れもの。詰め替えアイテムによっては、こうした「追加機能」もうれしいですね。
麦茶など常備飲料の茶葉は、セリアの「PETシンプルボトル」に詰め替えています。繋がっているタイプの茶葉は、1つずつに切り離して詰め替えておくと、作りたいときに手間がありません。
乾物類は「フレッシュロック」に詰め替えています。引き出しに入れて上部から見るので、フタに中身を書きました。残量がわかりやすいのもうれしいです。
冷蔵庫内でも詰め替えは大活躍! セリアの「PETシンプルボトル」に、個包装のゼリーを入れています。家族それぞれ食べるものが違っても、これならすぐに探し出せます。
お茶のパックや、インスタントコーヒー、個包装ジャムなども詰め替えています。中身がひと目でわかるので、家族が自分で出すことが可能に。
洗面所周りでも。日用品は、使いたいときにパッケージを破るのが面倒なので、カゴに詰め替えておきます。使っているのは、ニトリの「スチールバスケット(ネフェル)」です。
詰め替えないことが正解の場合も
このように「詰め替えること」で生活はぐんぐん楽になっていきます。ただし、詰め替えないことが正解の場合もある。私はそう考えています。
1.シャンプーや洗濯洗剤など
液体系は詰め替えるのに時間がかかったり、こぼれたりしてストレスを感じがち。また、家族それぞれ違うシャンプー等を使っている場合、パッケージのままのほうがわかりやすいというのもあります。
コストや環境面より時短を求めるなら、詰替え用ではなくボトルそのものを買い換えればストレスフリーですよ。
2.おためし中のものやいただきもの
はじめて買う乾物や茶葉、調味料、日用品などは、繰り返し買うかわかりません。
もしかしたら口に合わなかったり、においが好みじゃなかったりして買わなくなるかも……。
はじめから専用容器を用意するとむだにする可能性があるから、これは買ったままのパッケージごと使うほうがおすすめです。
画像奥にあるのは、いただきもののほうじ茶です。もらったときのパッケージのまま入れています。
何度もくり返し買う「わが家の定番品」になったら詰め替えるほうが良いですが、おためし期間中のものや、いただきものはパッケージのまま使いましょう。
面倒だと思われがちな詰め替えですが、そのひと手間が、使いやすさ、片づけやすさ、取り出しやすさを叶えてくれますよ。くり返し購入する定番品で、ぜひ試してみてくださいね。