教えてくれたのは……総合家電エンジニア 本多宏行さん
テックマークジャパン株式会社業務部クレームチームエキスパート
家電全般、住宅設備、パソコン、車などの延長保証の修理精査業務に携わっている。
多種多様な家電製品の幅広い専門知識が必要となる「総合家電エンジニア(正式資格名称:家電製品総合エンジニア)」資格を保持。
まずは、その製品の節電機能を活用
「どのメーカーも、節電効果を高めたいという想いは同じ。メーカー各社の技術力を結集した節電機能の活用が、一番手っ取り早く、確実な節電方法です」と話すのは、総合家電エンジニアの本多さん。
まずは、取扱説明書を熟読し、使用している製品に備わっている節電方法を大いに活用しましょう。そのほかの節電方法を本多さんに伺いました。
一般的な節電方法は?
温度を低めに設定
一般的な温水洗浄便座の節電方法としては、温度調節を低めに設定することが効果的です。
寒さを我慢するのもよくないと思いますが、あまり冷たいと感じない程度まで温度を低めに設定することで、切電につながります。
使用しないときは、便蓋を閉めておく
温水洗浄便座の便蓋を閉めておくことで、便座表面の熱が逃げにくくなり、節電につながります。
長時間使わないときは電源を切る
長時間使用しない場合は、運転(電源)そのものを切ってしまえば、余計な電力を必要としません。
旅行など、長期間家を空ける場合などに実践してください。
購入して10年以上たっている場合は、買い替えを検討
購入してから10年以上経過している製品は、節電機能が最新のものより劣っていることは否めません。
そういう場合は、買い替えを検討するのも手です。
いかがでしたか? 今一度、引き出しに眠っている取扱説明書を読みなおしつつ、教えていただいた一般的な節電方法を心がけたいですね。