バナナは“青め”を選ぶのが正解だった。腸を整えるなら「両端が緑色のバナナ」がいい理由

料理・グルメ

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2022.12.05

バナナと言えば値段もお手頃で買い求めやすいフルーツですよね。そんなバナナは、選ぶ際にぜひ覚えておきたいポイントがあります。今回は腸活にもいいとされている“バナナ”を選ぶ際のコツについてご紹介します。

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バナナは「青め」を選ぶといい?

バナナは「青め」を選ぶといい?出典:www.photo-ac.com

子どもから大人まで、幅広い層に人気のフルーツ「バナナ」。
総務省の家計調査によると、バナナは2004年以降「一世帯当たりの購入数量が最も多い果物」として君臨し続けているのだそう。
近年では「バナナジュースがタピオカの次に人気が出る」と、若者の間で注目を浴びているようです。

そんな私たちにとって身近な果物であるバナナをお店で選ぶ際、みなさんはどのような点に注目していましたか?
筆者は「黄色い方がおいしそうだし、すぐに食べられる」と思っていたのですが……じつは美容効果を得たいのであれば「青めのバナナ」が良いのだそうです

なぜ青めバナナがいいとされているのか、順を追って解説していきます!

バナナはダイエットの強い味方

バナナはダイエットの強い味方出典:www.photo-ac.com

バナナはむくみを解消するカリウムが多く含まれていたり、低カロリーながらも満腹感を得やすかったり、ダイエット中にも注目されやすい食材ですよね。
しかし、それ以外にもバナナに含まれるもので着目したいのが「レジスタントスターチ」という成分です。

レジスタントスターチは、バナナの他に豆類・いも類などにも多く含まれている「食物繊維」の一種。
体の中の脂質や糖を排出するために必要な食物繊維は、水に溶ける性質の「水溶性食物繊維」と水に溶けない性質の「不溶性食物繊維」の大きく2種類に分けられます。

水溶性食物繊維には善玉菌のエサとなって腸内環境を良くする働き、そして不溶性食物繊維には便のかさを増やしてお通じを良くする働きがあります。
体の調子を整えるにはどちらか一方ではなく2つの食物繊維をバランスよく摂取することが重要です。

バナナに含まれるレジスタントスターチは水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方を兼ね備え、善玉菌のエサとなり、 その結果「短鎖脂肪酸」という物質が生み出されます。「短鎖脂肪酸」は、痩せやすい体質づくりに役立つため、バナナはダイエットにはもちろん、健康のためにもとても嬉しい食材なんですね。

しかし、このレジスタントスターチ……どのバナナも共通して豊富に含まれているというわけではないようなのです。

青めのバナナがおすすめの理由

バナナのカラーチャート

ダイエットや健康のためにも積極的に摂取したいレジスタントスターチですが、岐阜大学応用生物科学部食成分機能科学研究室が行った実験では「バナナが成熟するにつれてレジスタントスターチの含有量が減っていく」という結果に。

成熟して黄色くなったバナナよりも、少し青めのバナナのほうがレジスタントスターチが豊富なんですね……!

なので、食べやすく成熟したバナナの中でも比較的レジスタントスターチが多く含まれている、両端緑色に残った「グリーンチップバナナ」がおすすめです。

朝から夜まで、効果的にバナナを摂ろう

効果的にバナナを摂ろう出典:www.photo-ac.com

ダイエットや健康のため、レジスタントスターチを効率良く摂取できるバナナの選び方についてお話ししました。

バナナは朝に摂ると整腸効果、昼には疲労回復やむくみの解消、そしてカロリーが高くなってしまいがちな夕飯時には食前にバナナ食べておくことでお腹が満たされて暴飲暴食の予防も期待できます。
いつまでもきれいでいたい女性にとって、バナナは朝から夜まで大活躍してくれるありがたいフルーツなんですね。

少しでも効果的にバナナを食べられるよう、バナナを選ぶ際には今回お話したポイントを参考にしてみてくださいね。

※参考:書籍『腸を整えたければバナナを食べたほうがいいこれだけの理由 医師も実践している本気の腸活
著者:小林弘幸
価格:1,375円

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著者

ゆみみん

ゆみみん

動物が大好きで自身でペット関連のサービスを運営しながら、Webライターとしても活動しています。 「読者に寄り添った記事を書くこと」をモットーに、自身の経験なども織り交ぜながら伝わりやすくすることを心がけています。

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