傷は気にするべき…?ナスを選ぶときは「ヘタ」を見るべし。意外と知らない「おいしいナスの選び方」

料理・グルメ

2022.11.10

こんにちはスーパーの青果部歴10年の青髪のテツです。 今回は今おいしい秋ナスについて紹介します。秋に収穫されたナスは実が引き締まっていておいしく、皮も柔らかく食べやすいという特徴があります。「秋ナスは嫁に食わすな」ということわざもあるくらいこの時期のナスはおいしいんです。そんな今がおいしいナスですが、鮮度がよくおいしいナスの見分け方を知っておくことでさらにこの時期のナスを楽しむことができます。そこで今回は「おいしいナスの選び方」を紹介していきます。

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おいしいナスの見分け方

なす

おいしいナスは5つのポイントで見分けましょう。

  1. ガクのトゲが鋭い
  2. ずっしりと重い
  3. ヘタと実の間が白い
  4. 実がふっくらしている
  5. 皮が濃い紫色

おいしいナスを見分けるときはまずガクの状態をチェックしましょう。

ガクに鋭いトゲがあるものは新鮮なナスの証拠です。収穫後時間が経ち水分が抜けてしまったり、流通時に擦れたりすると徐々にトゲは丸くなっていきます。

なす2

ただし、秋ナスは木が弱ってしまっていてトゲも弱々しくなっていることが多いんです。夏のナスはトゲの鋭さで選ぶことができますが、秋のナスはその他のポイントもしっかりとチェックしましょう。

次に重さをチェックしましょう。ナスは93%が水分と言われていますが、収穫後時間が経つと水分が抜けていきます。重くて皮にハリがあるものほど水分量が多いので収穫後時間が経過しておらず新鮮といえます。

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またヘタと実の間の色でも鮮度がわかります。この部分は白いほうが鮮度がいいんです。この白い実はなすが新しく成長した部分です。太陽に当たる前に朝採りすることで白いまま出荷されています。

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あとこれは農家さんから聞いた話ですが、なすは実がふっくらしていて紫色が濃いものの方が味が良いそうです。

また私が仕事で鮮度チェックをするときはガク付近をチェックします。ガクは白いカビが生えやすいですし、ガク付近の実から傷みやすいので買う際もガク付近を重点的にチェックしましょう。

なす5

お客様の多くは傷がついたものを避けていますが、傷があるもののほうがポリフェノールを多く含んでいるという話もあります。傷なしのものと比べて味も大差ないので傷にかんしては気にしなくても大丈夫です。

秋はナスをたくさん食べてください

秋ナスって最高においしいですよね。煮浸し、焼き茄子、麻婆茄子などどれも最高ですよ。今回のおいしいナスの見分け方を使って今がおいしい秋ナスを存分に楽しんでくださいね。

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著者

青髪のテツ

青髪のテツ

八百屋歴10年、SNSで野菜の発信活動を続けています。 総フォロワー40万人を超えました。 野菜・果物の選び方、保存方法、簡単レシピ、節約について書いていきます。

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