なすの保存方法
なすを冷蔵保存するときのポイントは以下2点です。
- 乾燥させない
- 寒すぎる場所で保存しない
なすは乾燥と低温に弱いという特徴があります。水分の多い野菜なので乾燥している場所で保存すると水分が失われてシワシワになってしまいます。また夏野菜であるナスは寒い場所も苦手です。寒すぎる場所で保存すると種が黒くなるなどの低温障害を起こし傷みやすくなってしまいます。
上のポイントを押さえて保存の手順を説明していきます。
なすを保存する場合の手順
1.ペーパーで包む。
2.保存袋に入れる。
3.常温または野菜室で保存する。
なすを乾燥から守るためにペーパーで包み保存袋に入れます。
また野菜を保存するときに、冷蔵室に入れるべき野菜と野菜室に入れるべき野菜があるのですが、ナスは野菜室に向く野菜です。
冷蔵室は0〜5℃、野菜室は3〜7℃(※メーカーにより誤差があります)と野菜室の方が温度が高いのです。ナスは寒さに弱い野菜で最適保存温度は8〜12℃程度と言われています。常温の温度によって野菜室に入れるか常温で保存するかを選択しましょう。とりあえず困ったら野菜室でも大丈夫です。
保存期間の目安は1週間程度、あくまで目安なので早めに使い切りましょう。
なすの冷凍保存方法
ナスは冷凍保存することもできます。手順は以下の通りです。
1.ナスをよく洗う
2.ペーパーでしっかりと水気を拭き取る
3.冷凍保存用の袋に入れる。
4.冷凍庫に入れる
ナスはカットしてから冷凍することもできます。
こちらの方法で冷凍するほうがそのままいろんな料理に使えて便利なので、私はカットしてから冷凍する方法を推しています。
切って冷凍保存する方法
1.ナスを切る
2.10分水にさらす
3.ペーパーで水気をしっかり拭き取る
4.冷凍保存用の袋に入れる
5.冷凍庫に入れる
冷凍したナスの保存期間の目安はどちらも1か月程度です。
ナスを捨てないでほしい
今回はナスが長持ちする保存方法を紹介しました。
ナスに関わらず、正しい保存方法を知ることで食材を無駄に捨てることが減りフードロスが削減されて節約にもつながります。
ナスを捨ててしまったことがある方はぜひ今回の方法を試してみてくださいね。