バナナ、どうやって保管をしていますか?
バナナの保管方法といえば、常温か冷蔵か。吊るしたり、アーチの部分が上に向くように置いたりなど、さまざまな方法がありますよね。「バナナスキー」な私は、ありとあらゆる情報をもとに、さまざまな方法でバナナの保存を試みてきました。そしてたどり着いたバナナの保存方法「最適解」が、ラップを使った超簡単な方法だったのです。
バナナを長期保存しても真っ黒にならないし熟しすぎない!
用意するものは食品の保存などに使用するラップ。やり方は超簡単で、バナナを房から1本ずつ切り離しラップを巻くだけ。本当に簡単ですよね。ちなみに私は1本すべてを包むようにラップでしていたのですが、友人いわく、「ヘタの部分だけを包む方法もある」というのです。そして友人も私と同じく、この保存方法を知ってから、バナナライフに革命が起きたのだと話していました。
……これは気になります。気になったら即行動。さっそく買ってきたばかりのバナナで観察してみることにしました!
バナナ観察日記。1週間の記録。
左から「ラップなし」「ヘタだけラップ」「全ラップ」と、3パターンのバナナを用意しました。
常温で保存してもいいのですが、1週間の記録をするための「コバエ対策」として、今回は冷蔵庫でもバナナの保存に適していると聞いたことがある「野菜室」に保存することにしました。それでは1週間の定点観測スタート!
バナナの観察記録1日目
1日経過。初日の画像と比較すると、少しだけ黒い部分が出てきたようにも見えますが、ほぼ変化なし。
バナナの観察記録2日目
2日経過。1日目同様に、画像で見ると少しずつ黒ずみが増えてきていますね。カメラを通さず見ていると初日からあまり変化は感じませんでした。
バナナの観察記録3日目
3日目経過。今日もカメラを通さないで見るとあまり変化がなく、野菜室での保管が適切なのかもしれないと感じ始めました。画像でよく見てみると、「ラップなし」と「ヘタだけラップ」のラップを指していない部分の黒ずみ部分が広がってきましたね。
バナナの観察記録4日目
4日経過。ここにきて突然見るからに変化が! 明らかにラップで包まれていない部分の黒ずみが増えてきました。ただし完全にラップなしよりも、ヘタだけラップのほうが黒ずみ方が心なしか違うようにも見えてきます。
バナナの観察記録5日目
5日目経過。やはりラップで包まれていない部分の黒ずみが加速してきましたね。「ラップなし」「ヘタだけラップ」と比較すると、全ラップの見事な美しさ!
バナナの観察記録6日目(最終日)
6日経過。初日を0日としたので、観察記録はここまで。さすがに「全ラップ」にも黒ずみが出始めましたが、残り2つと比較するとかなりの差を感じます。
バナナをきれいに長期保存するなら1本丸ごとラップがオススメ!
上の画像が初日のもので、下の画像が最終日となった6日目です。こうして比較するとかなりの変化が見て取れますね。
皮を剥いてみると、3本と中は傷みも黒ずみもなく、いつもどおりのおいしいバナナした。ラップを巻いていないバナナは心持ち熟成度合いが進んでいるかな? と思う程度の違いです。もう少し長く保管すると熟成度もさらに変化するかもしれませんね。
微妙な違いとしては、ラップをしていないバナナは乾燥するのか、剥くときに皮が硬い印象を受けました。これは「ラップなし」「ヘタだけラップ」でも同じでした。乾燥が気になる場合は丸ごとラップにするか、ビニール袋などにいれてもいいかもしれませんね。
今回ご紹介したバナナの保存法。とても簡単ですのでぜひ試してみてください! この方法を知っていれば、バナナが安売りのときに多めに買っても安心ですし、買ってしばらく保管していても熟しすぎないのでとてもオススメですよ~。