「ワントーンコーデが地味になる」を解消!冬のワントーンコーデがおしゃれになる簡単テクニック

心と体

2022.12.27

ファッションコンサルタントの田子島裕子です。冬になるとなんだか気になるワントーンコーデ。でも実際にやろうとすると「なんだか地味」「なぜかのっぺり」しちゃうことがありませんか? それを解消するのは「ふわ」「ツヤ」「マット」といった素材感。色でカバーできない分、素材が勝負なのです!今回はワントーンコーデを成功させる具体的なコツをご紹介したいと思います。

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ワントーンコーデがキマらない理由

ワントーンコーデが決まらない理由、それは「素材が単調」だからです。
洋服は色、形、素材の3つの要素からできています。同系色で作るワントーンコーデは色の力が使えないので、形と素材が大切になってきます。でも大人の女性は形で冒険したくない方が多い。そのため素材で勝負することをおすすめします!


画像のように、トップス、ボトムス、バックなど全てのアイテムがフラットで素材感がないと、地味でのっぺりとしてしまいます。(※画像の一つ一つのアイテムがNGというわけではなく、ワントーンコーデを組む場合には難しいという意味です。)NG例

ワントーンコーデを成功させるコツ

「ふわ」「ツヤ」「マット」など素材感を一つでも取り入れることがポイント!
そこで特におすすめの素材をご紹介したいと思います。

素材例

(1)ファー
ふわふわ感をプラスしてくれるファー。この冬は毛足の長いニットが多く出ているので一枚購入してみてはいかがでしょうか。ファージレは羽織るだけで立体的なシルエットも手に入ります。
もちろんバックなどの小物でふわふわ感を取り入れてもOK。

(2)レザー・サテン
ツヤ感をプラスしてくれる光沢のあるレザーやサテン。最近はフェイクレザーのアイテムがお手頃価格で手に入るのでチェックしてみてください。サテンのパンツ・ロングスカートはツヤ感だけでなく、女性らしさも出すことができます。また、ツヤっとした小物やアクセアリーもおすすめ。

(3)スエード
最後はマット感をプラスしてくれるスエード。スエードはまず靴で取り入れるのがおすすめ。マットで柔らかい素材なので面積が多いロングブーツだとより良さが伝わります。

ワントーンコーデ おすすめ3選

では、先ほど紹介したおすすめ素材を使って実際にコーディネートを組んでみたいと思います。

(1)グレージュコーデ
ファージレのふわふわ感、ロングブーツでマット感を取り入れたコーデ。リブタートルやパンツはユニクロですが、素材感を意識することで高見えします。
グレージュコーデ

(2)アイボリーコーデ
ウールニットのマット感とレザーパンツのツヤ感。そしてフリンジバックで動きを出してみました。
着用しているレザーパンツはZARAのもの。ZARAは毎年、お手頃価格のフェイクレザーのアイテムを出しているのでチェックです!
レザーパンツ

(3)キャメルコーデ
毛足の長いニットのふわふわ感とサテンパンツ、バレエシューズのツヤ感。そしてカゴバックで立体感をプラス。
キャメルはラグジュアリーになりやすいカラーなので、バレエシューズやカゴバックでほどよくカジュアルダウン。


***
ワントーンコーデのコツ、いかがだったでしょうか?今回はベージュ系のカラーを使いましたが、グレー、ネイビー、ブラウンなどでもコツは同じです。大人の女性らしさを感じるワントーンコーデ、ぜひ挑戦してみてください。モヘアニット

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著者

田子島裕子さんプロフィール

田子島裕子

「何を着たらいいかわからない…」そんな迷いが生まれる40代に向けて自分らしいファッションで自信を持って過ごせるようファッションコンサルをはじめとするサービスを展開中。 「オシャレになりたいけど浮きたくない」 「オシャレすぎるのはなんだか恥ずかしい」 そんなリアルな声を大切にライフスタイルに寄り添った 「さりげないオシャレ」「なんだかオシャレ」の提案を得意とする。

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