スポンジが入らず洗いづらい「細いオイルボトル」の油のベタつき汚れをスルリと落とす“洗浄術”

家のこと

2023.01.27

調理油を詰め替えて使いやすくなるおしゃれなオイルボトル。でも使っていくうちにベタつきがちに。細い瓶の形状だと中の方が上手く洗えない…と困ったことはありませんか?今回はそんなオイルボトルをかんたんに洗浄する方法をご紹介します。詰め替える時をタイミングにこの洗浄方法を試してみませんか?

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洗いにくい形状に困る詰め替え用オイルボトル

汚れたオイルボトル

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のaidogです。

調理油を入れて便利に使える「オイルボトル」。キッチンに出しっぱなしでもおしゃれでサマになりますよね。でも使っていくうちに液だれやホコリなどベタベタしてきませんか?
洗おうと思ってもボトルの中にスポンジも入らず困りますよね……。

そこで今回はベタつき汚れをスッキリ落とすオイルボトルの洗浄法」についてご紹介。

この方法で洗浄すれば「ボトルの中の汚れ落とし」はもちろん、食器洗剤で何度も洗わずに済みますよ

オイルボトルをスッキリ洗う洗浄法

使用するもの

【使用するもの】

  • オイルボトルが入るフライパンか鍋(アルミ製意外のもの
  • 重曹

重曹

今回使用するものは「重曹」です。

重曹はナチュラルクリーニングとして使われるアルカリ性の洗剤。油汚れなどの酸性汚れを中和して落とす効果があります。重曹を溶かして煮込むことで、重曹が持つ「アルカリ度」がより高くなります。ベタつき汚れも浮き上がり、すっきりキレイに落ちますよ。

*アルミ製の鍋で重曹を煮込むと変色するおそれがありますので使用しないようご注意ください。

手順1 鍋にオイルボトルがかぶるくらいの水と重曹を加える

鍋に重曹を入れる

鍋にオイルボトルがかぶるくらいの水を入れます。そこへ重曹大さじ2を入れ、かき混ぜます。

手順2 オイルボトルをつける

瓶の中に重曹水を入れる

ボトルが浮かないように鍋の中の重曹水をボトルの中へ入れます。

ボトルをつける

そのまま横へ倒し、全体が浸かるようにします。

注ぎ口も入れる

注ぎ口も取り外し、そのまま鍋へ入れます。

手順3 重曹水が温まってきたらゴム部分は取り出しておく

ゴムの部分

オイルボトルの「付け根のゴム部分」は加熱しすぎると劣化する場合があります。ある程度重曹水が温まった時点で先に取り出しておきましょう。

水洗いをする

重曹が残ると白い粉が出るため、水洗いをしておきます。

手順4 沸騰後、手でさわれるくらいの温度までおいておく

沸騰した状態

沸騰したら火を止めて、手でさわれるくらいの温度になるまでおいておきます。

浮いた油

鍋のお湯をよく見ると、油汚れが浮いているのがわかりますね。

手順5 お湯で濯ぎ洗いをする

洗い流す

鍋からオイルボトルを取り出し、流水のお湯で洗い流します(冷たい水だと油汚れが固まる場合があるため)。

ボトルの先

複雑な形状のボトル先もこのとおり。隙間に入り込んでいた油汚れがすっきり落ちています。

キレイになったボトル

ボトル内のベタつきもキレイに取れています。どちらも食器洗剤は使わずに落ちました。

手順6 しっかり乾かしておく

立てかけて乾かす

最後に立てかけるようにしてよく乾燥させておきましょう。

複雑な形状や細いボトルの中身も「重曹」で煮込めばこすらずキレイに

洗浄後のオイルボトル

複雑な形状や細いボトルの中身も重曹水で煮込むことにより油よごれがするり。この洗浄法は頑固なコゲがついた五徳などにも使える洗浄法です。

細くておしゃれなオイルボトル。この洗浄法があれば困った汚れから解放されます。調理油の詰め替え時に、ぜひやってみてくださいね。

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著者

aidog

aidog

5人家族40代主婦。youtuberとして活動中。YouTubeチャンネル『暮らしを整える わたしの習慣 / aidog channel』『暮らしを整える お掃除vlog』にて、簡単に取り組める掃除・片付け・まとめ買い・料理など家事全般について発信。ウタマロクリーナーやオキシクリーンを活用した掃除術が得意。

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