爽快!重曹とクエン酸によるシュワシュワ掃除
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)のaidogです。
重曹とクエン酸。これらは環境にも人にもやさしいナチュラル洗剤。
市販の洗剤と比べて「ちゃんと汚れは落ちるの?」と疑問を持たれる方もいるかも知れませんね。実は汚れに効果的な使い方をすれば、市販のものに劣らない効果を発揮できるんです。
今回注目する場所は「排水口の汚れ」。シンクの排水口は特に"油汚れ"が蓄積しやすい場所。
重曹の発泡反応を利用して、排水口のつまりや汚れを落とす掃除法をご紹介します。
キッチンシンク排水口の”シュワシュワ掃除”
重曹はクエン酸と混じると「炭酸ガス(二酸化炭素)」が発生します。その発泡反応を利用して、排水口と排水パイプのつまりや汚れをはがして落とします。
手順1 重曹を振りかける
重曹2分の1カップを排水口へ振りかけます。
私が使っているのは100円ショップで売られている「粉ふりボトル」。これだとまんべんなく振りかけることができますよ。
手順2 クエン酸水を作る
水1リットルが入った容器へ、クエン酸大さじ1を入れて溶かします。
手順3 クエン酸水を注ぐ
クエン酸水を重曹の上に注ぎます。シュワシュワと勢いよく泡が発生します(発泡)。
泡の弾ける音と、豪快な泡!汚れが取れていると思うと見ていて気分爽快になりますよ。
泡が落ち着いてきたら、仕上げに水を流します。
この方法は「浴室」や「洗面台」の排水口にも使えます。市販の「排水パイプ用の錠剤」と同じ原理です。
ここにもおすすめ!シュワシュワ掃除
”重曹とクエン酸のコンビによる掃除法”は「シャワーヘッド」や「洗面台の蛇口の先」などでも使えます。これらの汚れは主に「水垢汚れ」。
先ほどの方法と異なる点は、「先にクエン酸水の中へつけ置きしておくこと」です。
シャワーヘッドをクエン酸水の中にしばらくつけ置きします(30分から2時間くらいがおすすめ)。水垢をゆるめるためです。
汚れがゆるまったところで、重曹を入れます。発泡のチカラで汚れをはがして落とします。
軽く古歯ブラシなどでこすればピカピカなシャワーヘッドになります。気になる目詰まりも解消しますよ。
「重曹とクエン酸による発泡シュワシュワ掃除」。
ぜひ試していただき、その爽快感を感じていただけたら嬉しいです。