仲介手数料もっと減らせるかも…。知らないと損!賃貸で損をしないために“確認したい3つのポイント”

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2023.02.24

3月は転勤や進学で引っ越しをする人が多いですよね。新たに家を賃貸で借りようと考えている人もいるでしょう。賃貸物件を探して決める場合、どのようなポイントに気を付けたら良いのでしょうか。今回は、賃貸で家を借りる時の「お金」に関する注意点をご紹介します。

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もくじ

家賃は最大の固定費
損をしないための3つのポイント
周辺物件の家賃相場を確認する
仲介手数料、見積もりや初期費用を確認する
やり取りはメールなどで記録に残す
まとめ

家賃は最大の固定費

家賃出典:stock.adobe.com

毎月支払う家賃は、家計の最大の出費です。そして、家賃は毎月必ず支払わなければいけない固定費なので、少しでも家賃を安くすることができると大きな節約につながります。

例えば、家賃が1万円違うと、年間で12万円の節約に。「駅から近くて便利だな」「眺めがいい上層階がいいな」などそれぞれ希望はあると思いますが、自分が譲れないポイントと、我慢できるポイントを考えて、少しでも固定費を下げられるように家賃が安い物件を探してみましょう。

賃貸物件への引っ越しはお金や時間がかかるので、簡単に次の引っ越しをすることはできません。家計のためにも、最初の物件を決める段階で、慎重になる必要があります。

損をしないための3つのポイント

賃貸物件を探す場合、インターネットや不動産屋で、さまざまな物件を比較検討して決めます。特に不動産屋とのやりとりで注意したいのは、以下の3点です。事前にチェックしてから、物件探しをはじめましょう。

周辺物件の家賃相場を確認する

周辺物件の家賃相場を確認する出典:stock.adobe.com

自分が借りることを検討している地域の家賃相場を調べてみましょう。そして、借りようとしている物件が、周辺の物件に比べて割高ではないか確認します。割高だと感じる場合は家賃交渉をすることで、家賃を下げられるかもしれません。家賃は固定費なので、1000円でも安い方がお得です。ぜひ確認してみましょう。

仲介手数料、見積もりや初期費用を確認する

仲介手数料、見積もりや初期費用を確認する出典:stock.adobe.com

見積もりや初期費用、手数料などを事前にチェックすることも大切ですね。特に不動産屋に支払う仲介手数料は要注意です。仲介手数料は「家賃の1か月分+消費税が上限」と決められています。
そして不動産屋への支払いは、入居者と物件を保有している大家が、0.5か月分ずつ不動産屋に支払ってもいいですし、入居者から1か月分、または大家から1か月分支払っても構いません。もし入居者が仲介手数料の全額を支払うことになっていたら、大家さんと交渉してみると、手数料を下げることができる可能性があります。

さらに、書類作成料や部屋の清掃代、鍵の交換費用など、支払わなくても良い項目が見積もりに含まれていることもあります。見積もりをチェックし、何に使う費用なのか一つ一つ確認しておくことも大切です。そして、物件を契約する前に、正確な初期費用を把握しておき、それ以上支払うことがないようにしましょう。

やり取りはメールなどで記録に残す

やり取りはメールなどで記録に残す出典:stock.adobe.com

不動産屋とのやり取りは、電話や口頭での会話だけでなくメールなど記録に残すのがおすすめです。最終的な契約時に、見積もりとは異なる金額を請求されたり、その他のトラブルを回避することができます。そして、紙ベースの賃貸借契約書は、紛失しないように分かりやすい場所で管理しましょう。

まとめ

引っ越しは、お金も時間も労力もかかります。お金の失敗せずに引っ越しをするためには、事前にチェック項目を確認しておくと安心です。今回ご紹介した内容を参考にしながら、自分たちに合ったさまざまな物件を比較検討してみましょう。

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著者

下中英恵

下中英恵

東京都出身。2008年慶應義塾大学商学部卒業後、三菱UFJメリルリンチPB証券株式会社に入社。富裕層向け資産運用業務に従事した後、米国ボストンにおいて、ファイナンシャルプランナーとして活動。現在は日本において、資産運用・保険・税制等、多様なテーマについて、金融記事の執筆活動を行っています。

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