教えてくれたのは……お掃除職人きよきよさん
いかに労力を少なくラクに掃除ができるかをコンセプトにした掃除術をYouTube(お掃除職人きよきよ)で発信中。
窓のゴムパッキンについたカビは落とせる!
今回は窓の下、ゴムパッキンに染みこんだカビを落としていきます。ゴムパッキンについた汚れがカビなのかを判断するには、一度ゴムパッキンを洗ってください。
洗っても落ちない汚れは、カビです。今回お掃除をする窓のゴムパッキンは、カビがびっしりです。さっそく、かんたんなお掃除方法をご紹介します。
窓のゴムパッキンかんたん掃除方法
用意するモノ
キッチンブリーチ、マスキングテープ(100均などで売られているモノ)、水、からの容器、ブラシ、ゴム手袋、タオル、汚れてもいい服装、マスク、ゴーグル
注意事項
- サッシの質にもよりますがアルミサッシはキッチンハイターを直接長時間つけると、色が変色するおそれがあります。十分に気をつけて、お掃除を行ってください。(今回はアルミサッシの窓をお掃除しています)
- 必ず換気を行いながら、お掃除をしてください。
- 目に入ることや皮膚に直接つくことがないよう、十分に配慮をし行ってください。
掃除方法1.マスキングテープで養生する
窓にマスキングテープを使い、養生します。液体がもれないように貼ります。反対側の窓にも、マスキングテープを使って養生します。
養生するときのポイント
・窓枠の角をしっかりマスキングテープで留めることがポイントです。
・心配な方は、角にだけ2重にマスキングテープを貼るのがおすすめです。
掃除方法2.水養生を行う
液体がたれてもいいように、レールに水をいれます。この作業を水養生といいます。
掃除方法3.キッチンブリーチを水で薄めて、流す
空の容器に水とキッチンブリーチを入れて、薄めます。薄めたキッチンブリーチを、ゴムパッキンの部分に流し入れます。反対側の窓にも、薄めたキッチンブリーチを流し入れます。
掃除方法4.ブラシでブリーチを広める
流し入れたキッチンブリーチを、ブラシを使って全体に広げます。
掃除方法5.乾かないようにする
薄めたキッチンブリーチが空気で乾かないように、ひと工夫をします。方法は貼りつけたマスキングテープを、窓側に折り込みます。
掃除方法6.途中で確認を行いながら、2時間ほど放置する
しばらく放置します。今回は14分ほど放置し、一度確認を行いました。キッチンブリーチがカビに反応をして、色が変わっています。
角にマスキングテープをしっかりと貼ったので、液体がもれることはありませんでした。
掃除方法7.カビが落ちているか確認する
2時間放置をすると、カビがきれいに落ちています。
反対側の窓も落ちています。
掃除方法8.水で流しながら、軽くこする
マスキングテープをはがします。薄めたキッチンブリーチで掃除をした部分に、水を流します。水をかけたあとは、ブラシで軽くこすってください。
掃除方法9.タオルで拭く
床や窓、レールなどについている水を、タオルで拭き取り、完了です。
お掃除後のカビは?
お掃除前
お掃除前は、ゴムパッキンに染み込んだカビが、びっしりとついていました。
お掃除後
お掃除後にはカビも落ちて、かなりすっきりとしました。
ただよく見ると、カビの根が深かった部分は、薄く跡が残っています。
反対側の窓は、日が当たっていました。日が当たり乾いた場合や、もともと根が深いカビや洗剤が薄い場合はシミが残ることもあります。
レールは水養生をしたため、変色することがなくきれいにできました。
マスキングテープや水養生は重要!
サッシの質にもよりますが、アルミサッシはキッチンハイターが直接長時間ついていると、色が変色するおそれがあります。変色をさけるために、マスキングテープの保護をして水がたまるような使い方をしました。また水養生も行いました。
マスキングテープは粘着性は弱いですが、密着するには優れています。きちんと貼れば、水が外に染み出ることはありません。
これまでの経験からジェルタイプのカビ取り剤よりも、キッチンハイターの方が浸透力があります。ご紹介した方法はコスパが安く、短時間で一気に掃除できます。
カビが取れてきれいになると、気持ちがいいものです。ぜひ、時間があるときに試してみてはいかがでしょうか。
▼掃除を動画で見る方はコチラ
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。