教えてくれたのは…メリーメイド 阪口さん
ハウスクリーニングでおなじみのダスキンが運営する、家事代行サービス 「メリーメイド」。
全国に拠点を持ち、確かな品質と豊富なメニューで展開しています。
干す際に気をつけたいポイント
脱水後はすぐに取り出す!
脱水後、洗濯機の中に濡れた洗濯物を放置しておくと、シワやニオイの元になります。
脱水が終わったら、なるべく早く干すようにしましょう。
干す時間にも要注意!
干す時間帯はお日さまの高いうち、おおよそ15時ごろまでがベストです。
夕方以降になると湿度が上がるため、一度乾いたものもまた湿ってきてしまいます。
型崩れしない干し方
ジーンズ・スラックス
乾きにくいウエスト部分を上にして、ポケットを乾かすため裏返して干します。
丸形ハンガーなどを使って筒状に干すと、早く乾きますよ。
また、時間がある場合には、ポケットが乾いたら表側に返して干すとよりしっかり乾きます。
トレーナー
重くて乾きにくいトレーナーは、竿2本に渡して干すのが理想的。
その際、袖口をそのままにしておくと水の重さで伸びてしまうので、伸びないように洗濯ばさみで留めておきましょう。
靴下
乾きにくいゴムの部分を上にし、中に空気が入るように干します。
洗濯ばさみが足りない場合には、乾きやすい化繊素材のものであれば、左右ひとまとめにして干してもOKです。
シーツ・バスタオル
大モノを干す際は、竿を2本使って干すのが理想ですが、1本の竿にかけて干す場合は、なるべく重なる部分を少なくするように干します。
また、角形ハンガーで蛇腹に干すと、スペースを取らずに早く乾かすことができますよ。
生乾きニオイが出ないために注意すべきこととは
生乾きのニオイを出さないためには、“雑菌を減らして乾燥を早める”ことが大切です。
洗濯物を干す際には、風通しのよい「アーチ干し」を実践しましょう。
「アーチ干し」とは、中心から外側にむけて短い洗濯物から長い洗濯物の順に干していく方法のこと。
洗濯物の端がアーチ状に見えるように干すことで風通しがよくなり、洗濯物の乾きが早くなります。
また、風通しをよくするために、干すときは握りこぶし(10cmほど)の間隔を開けて干しましょう。
除湿機やサーキュレーターなどのグッズを使用すると、さらに早く乾かすことができますよ。
洗い上がってせっかくキレイになった洗濯物も、干し方がいい加減だと、シワになったり型崩れしてしまいます。
注意点やコツをしっかり押さえることで、大切な服を傷めずに早く上手に干すことができるんですね。
この機会に干し方を見直して、洋服をきれいな状態で長持ちさせてくださいね。
取材協力:メリーメイド