干し忘れた洗濯物、タイムリミットは1時間!
洗濯が終わって、気づけば30分、1時間…それならまだいい方で、数時間後経っていたという経験はありませんか?
そんな時、一番やってはいけないのはそのまま干してしまうこと。
干し忘れてしまった時、そのまま干してもいい時間の目安は夏場では1時間、冬場でも2時間。
洗ったばかりの洗濯物は綺麗なように見えても雑菌が残っており、さらに洗濯槽のカビ・雑菌も相まって、雑菌の温床になっている可能性が…。
そのまま干してしまうと、衣類の嫌なニオイの原因になります。
干し忘れた洗濯物はどうする?
残念ながらもう一度洗い直す、これしかありません。
長時間濡れたまま放置された洗濯物は、モラクセラ菌という雑菌の影響で嫌なニオイがしたり、シワになったりしてしまいます。
洗い直しをする時には、正しいお洗濯方法で、衣類に残る雑菌を最小限に抑え、清潔に洗い上げましょう!
清潔に洗い直すための4つのポイント
洗濯物の量は8割!詰め込みすぎはNG
洗濯で汚れをしっかりと落とすには、洗濯物の量がポイントです。
衣類を詰め込んでしまうと、よく洗うことができず、汚れが残ってしまうだけでなく、洗いあがりがシワだらけになってしまいます。
洗い直しやアイロンの手間を減らすためにも、衣類の詰め込みすぎには注意しましょう。
アルカリ性の洗剤・酸素系漂白剤でしっかり洗い直しを
干し忘れてしまった洗濯物は、基本的には洗い直しをすればOKですが、その際は洗浄力の高いアルカリ性の洗剤や殺菌力のある酸素系漂白剤の使用がおすすめです。
あらかじめ酸素系漂白剤が配合されている洗剤もあるので、お持ちの洗剤の成分をご覧になってみてください。
すすぎは2回以上
すすぎ残しがあると、雑菌が繁殖し、嫌なニオイが発生します。
それを誤魔化すために柔軟剤の量を増やすと、今度は蓄積汚れや香害の原因となり、洗濯の負のスパイラルに嵌ってしまいます。
大切なのは、衣類からしっかりと汚れをすすぐこと。
バケツに入れた雑巾をすすぐとき、何度か水を入れ替えてキレイになるように、すすぎも2回以上が基本です。
洗い終わったらすぐに干す
洗濯物に残っている雑菌が繁殖する前に、衣類をよく乾かすようにしましょう。
その際大切なのは、衣類に風が当たるように干すこと。
衣類同士の間隔はこぶし1つ分空け、短時間で乾くように干しましょう。
嫌なニオイが残る場合は、洗濯槽のお手入れを
洗い直しをしても嫌なニオイが残る場合、濡れた洗濯物が長時間洗濯槽に放置されたため、洗濯槽裏のカビの繁殖を招いている可能性があります。
洗濯物のニオイが気になる場合は、しっかりと洗濯槽洗浄をしましょう。