キッチンまわりの行動を見ればわかる。「水道代が増えやすい人」がしがちな“4つの行動”

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 キッチンまわりの行動を見ればわかる。「水道代が増えやすい人」がしがちな“4つの行動”

2023.05.11

毎日のように使うキッチンでは、食事作りから洗い物まで水を使う機会は多いもの。水道代が増えやすい人には、どのような特徴があるのでしょう。今回は、よくある“水道代が増えやすい人”のキッチンでの行動から、水道代を節約するためのヒントを確認していきましょう。

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もくじ

「水道代が増えやすい人」の特徴
(1)ためすすぎの工夫がない
(2)シャワーとストレートを使い分けていない
(3)洗い方が豪快
(4)洗い物が多すぎる
水道代が節約できるキッチンにしよう

「水道代が増えやすい人」の特徴

水道代が増えやすいキッチン

水道代が増えやすい人は、キッチンでの行動に特徴があります。

ここでは、水道代が増えやすい人のキッチンでの行動を紹介しますので、お金を貯めるためのヒントにしてみてくださいね。

(1)ためすすぎの工夫がない

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キッチンに片づけた食器を「食器洗浄機で洗っている」という人も多いと思いますが、もし食器洗浄機だけではなく、「自分でも洗っている食器がある」という人は、「食器の洗い方」について確認してみましょう。

食器は、何も考えずに水を流しっぱなしで洗ってしまうと水道代もかかってしまいますが、洗い桶などにいれて汚れを浮かしたうえで洗うと汚れが早く取れます。

また洗い終わった食器の洗剤を洗い桶でざっと流してからしっかり洗剤を流せば、早く洗剤を落とすことができます。

従って、シンクに「洗い桶代わりになるようなもの」がない人のキッチンは、水道代が高くなりやすいと言えます。

食器の洗浄は、食事を自宅で準備している人なら、ほぼ毎日のことになりますから、ちょっとのことでも長い期間積み重ねていくうちに大きな差となってしまいますので、気をつけましょう。

(2)シャワーとストレートを使い分けていない

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「シャワー」と「ストレート」など、用途によって設定を変えられるタイプの蛇口を使用しているのに、使い分けていない人も水道代がかかりやすくなります。

なぜなら、食器を洗うなら一度により広範囲に水が当たるシャワーの方が短時間にすませられるからです。

キッチンによっては、設定を変えられない蛇口もあるかもしれませんが、蛇口にとりつけるだけでシャワーにできるような商品も安価で販売しています。

そのため、「シャワー」と「ストレート」を選ぶことができない蛇口のキッチンは水道代が高くなりやすいと言えます。選ぶことができる蛇口を利用している場合でも、適宜「シャワー」を選んでいない人は水道代が高くなるでしょう。

少しでも節水できるタイプの蛇口を選んで使うことで、水道代の上昇を抑えることに繋がりますので、「水道代を安くしたい人」は、蛇口に対する意識も持ちましょう。

(3)洗い方が豪快

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食器だけでなく、野菜など、さまざまなものを「洗う」ことが多いシンクでは、ひとつひとつの「洗い方」でも水道代に差が出ます。

日頃から細かいことは気にしない、豪快な人であれば、水道の水をじゃぶじゃぶ出して洗い物を済ませることでしょう。

一方、日頃から節水に対する意識のある人は、ためすすぎを習慣にしたり、シャワーを選んだりと自然と水道代が安くなる行動をしているはずです。

このような節水に対する行動ができていないことに気づいていない人や、面倒くさいと感じてしまう人は、水道代がどうしても高くなりがちです。

少し行動を変えるだけでも節水できることがありますので、「水道代が高い」ことに悩んでいるなら、日頃の意識や習慣をほんの少し変える努力を取り入れましょう。

(4)洗い物が多すぎる

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日頃から料理を習慣にしている人や家族が多い人などは、日々大量の洗い物があることでしょう。もちろん、ある程度の洗い物は仕方のないことですし、減らすことができないだけに、多少の水道代は仕方のないことです。

しかし、だからといって「キッチンでの洗い物をこれ以上減らすことができない」とは言い切れません。

なぜなら、お皿の使い方や調理の手順などが非効率になっていると、必要以上の洗い物になっていることがよくあるからです。

「料理が上手な人は、料理が作り終わると同時に片づけが終わっている」と言われることもありますが、片づけ上手な人ほど「できるだけ片づけるものが少なくて済む」ように調理の手順などを工夫しています。

料理や食事のたびに、世帯人数の割にびっくりするような数の洗い物が出てしまう人は、知らないうちに必要以上の洗い物をしているのかもしれません。

そのような場合は、ワンプレートで済ませられる料理を時々取り入れるなど、お皿の使い方を工夫したり、使うボウルを一つでも減らせるように調理の工程を見直したりといった工夫を取り入れましょう。

食器洗浄機がいくら節水になるとはいえ、使う回数を減らすことができれば、その分さらに水道代を節約することができるはずですよ。

水道代が節約できるキッチンにしよう

節約できるキッチンにしよう出典:stock.adobe.com

「洗い桶」や「蛇口」、「食事や調理が終わった後のキッチン」など、普段からどのようなキッチンまわりになっているかを見るだけでも、水道代が高くなりやすいかどうかを判断することができます。

ひとつひとつは小さなことに見えるかもしれませんが、料理をしている人ならほぼ毎日使うことになるのがキッチンです。小さなことの積み重ねが、長期間でみると大きな差となってしまうものです。

「水道代を少しでも安くしたい」と思う人は、キッチンまわりの見直しから始めてみてくださいね。

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著者

あき

あき

東京都在住。夫、子供3人の5人家族。家計簿&家計管理アドバイザー。 節約主婦として日本テレビ「ヒルナンデス」、NHK「人生レシピ」フジテレビ「バイキング」などに出演。著書に「あきの新ズボラ家計簿(秀和システム)」他。 もともとは超がつくほどの現金主義だが、最近はほぼ全額キャッシュレス決済。ポイ活や家計簿アプリにも詳しい。

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