食費が少ない人の晩ご飯とは
食費がいつも少ない人は、どうして食費が安いのか気になりませんか?
なかでも一番食費がかかりやすい晩ご飯を安価に済ませるためには、どのような工夫をすればいいのでしょうか。
今回は「食費が少ない人の晩ご飯の特徴」を紹介しますので、食費を安くしたい人は参考にしてみてくださいね。
(1)旬を取り入れている
豊作となった旬の野菜などは、その年の最安値で販売されていることが多いものです。
食費がいつも少ない人の晩ご飯には、そのような旬の食材がふんだんに取り入れられていることが多く見られます。旬の野菜をたっぷりと使った晩ご飯の献立は、特段大きな工夫をしていなくても自然と安上がりになることが多いものです。
なかには、旬の野菜が実家から送られてくるようなうらやましいご家庭もありますが、援助が期待できない場合でも旬の野菜を積極的に取り入れると、食費を抑える効果があるのでおすすめです。一般的に旬の野菜は低価格であると同時に、栄養価も高いと言われていますので、一石二鳥ですよね。
とはいえ、使い慣れない旬の野菜を取り入れすぎるのはかえって食費が高くなりがちなので、旬の野菜を使った料理のレパートリーを増やすというのもおすすめです。
(2)作り置きをしている
「時間がある時に、数日分を作り置きしておく」という人の食費も少なく済ませられていることが多いものです。
作り置きをしておくことで、買い物を頻繁にしなくて済みますし、調理も必要ないので、光熱費を節約もすることができます。
とはいえ、わが家もそうですが、家族の人数が多く食事の量が多い家庭では、作り置きをする間もなく食べきってしまうこともあるのではないでしょうか。
そのような時は、思い切って寸胴鍋のような大容量の調理器具をそろえるというのもおすすめです。
わが家もカレー、シチュー、豚汁などを大量に作りたい時は寸胴鍋を利用し、次の日までもたせてしまうこともしばしばです。
食費が少ない人は、一度に作って、次の日の買い物は少し楽するというような工夫をするので、無駄遣いが自然と減ってくることが多いようですよ。
(3)味付けに工夫をしている
安価な大容量パックで購入した肉や魚でも、同じような味付けですべて調理してしまうと、家族が味に飽きてしまうことはありませんか? その結果、別のお惣菜などをもう一品追加することになってしまっては、食費はなかなか安くならないですよね。
食費がいつも少ない人は、同じ食材でも味付けに工夫している人が多く見られますよ。
安価に購入した肉や魚をおいしく食べきる知恵があるので、フードロスも少なく、食費も自然と少なく済ませられるのですね。
「安価な大容量パックを購入すると、なかなか使い切れない」という人は、洋風、和風など味付けのレパートリーを増やすと食べきりやすくなりますよ。
(4)自炊が中心
食費が少ない人は、圧倒的に自炊をしています。外食をする代わりに自炊をしているので、当然食費は外食をするより少なく済ませられるのですね。お料理好きな人も多いので、自炊が苦にならないから食費が安く済ませられているとも言えます。
反対に、忙しすぎる人は、自炊が苦痛という人が多く、外食やお惣菜などが中心になるので、どうしても食費が高くなりがちです。
もちろん、忙しすぎる人に、外食やお惣菜を利用しないことをすすめているわけではありません。
このような人は、「食費の節約に向いていない人」ですから、節約は他のところで頑張ればいいのです。
もし、忙しすぎて自炊をすることが難しくても、食費を少なくしたいのであれば、「副食だけは作る」など、無理のない範囲でマイルールを決めると良いでしょう。
(5)食べる量は減らさない
食費が少ない人は、食事を減らしたり、食べなかったりするのではなく、「安い食費の中でいかにしっかり食べるか」を工夫している人が多いですよ。
同じお金で少しでもたくさん食材を購入できるよう、欲しい食材が値引きされていれば迷わず値引き品を選びますし、お気に入りの激安スーパーが近くにあれば、足しげく通う人も多く見られます。
当たり前のように、安いものを選択する習慣が身についているので、自然と食費も抑えられている人が多いようです。
反対に、食費が高すぎる人というのは、「これぐらいあれば足りるだろう」という量の確認はしますが価格の確認はしない、安いと思うと使い切れないほど大量に購入してしまうなど、食費を安く済ませようという意識がそもそも低い人も多いです。少しでも食費を少なくしたいなら、安く抑えながらも、しっかり食べられるように工夫しましょう。
食費は工夫で下がる
「食費が少ない人の晩ご飯は、粗末に違いない」と思い込んでしまう人が多いものです。
もちろん、極端に少なすぎる人は少食すぎる場合もあるかもしれませんが、実際に食費が少ない人の晩ご飯は彩り豊かであることが多いものです。
ちょっとした工夫を取り入れることで、食費が少なく済ませられることも多いので、参考にしてみてくださいね。