NGその1.炎が鍋底からはみだすほど火力を強める
お湯を早く沸かしたいとき、短時間で食材に火を通したいときは、火力を強めることもあるでしょう。しかし、火加減を余計に強めるのは間違いです。
鍋底から炎がはみでるくらい強火にすると、余計な光熱費を消費します。もっとも効率よく熱を通せる火加減は「中火」です。火力をムダなく使うためにも、鍋やフライパンに合わせて火の大きさを調整しましょう。
熱を通りやすくするには、火力だけに頼らず「ふた」を活用するのもひとつ。鍋やフライパンにふたをすると、熱がこもって火の通りがよくなりますよ。
◆水道光熱費が高い人の特徴:お風呂でやりがちな“3つのNG”
NGその2.底が丸い鍋・フライパンを使う
ガスコンロの光熱費を節約するには、いかに熱伝導率をよくするかがカギです。それは調理器具にも言えることで、底が丸い鍋やフライパンを使うと熱効率が落ちます。
光熱費を抑えるのなら、底が平たい調理器具がおすすめ。底全体に火があたるので省エネになります。
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NGその3.コンロが汚れている
コンロのお手入れは調理するたび、毎日行いましょう。コンロが濡れたり汚れていたりすると、熱効率が低下する原因になります。
コンロの汚れはつど取り除き、拭き掃除をして汚れを残さない習慣をつけることが大事です。五徳や天板だけでなく、バーナー部分も取り外して定期的に洗います。
バーナーの穴に汚れが詰まっていると熱効率が落ちる原因になりますので、竹串やつまようじを使って汚れを取り除いてください。
火加減・調理器具をくふうして、正しいお手入れを
ガスコンロは使い方とお手入れの頻度で、光熱費に差が出ます。間違った使い方をするとガスコンロの負担が大きくなり、劣化や故障する原因に……。
大切なガスコンロを長く大切に使うためにも、適切な使い方とお手入れを意識しましょう。