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【最新】わが家は多い?少ない?気になる「年代別の平均収入」をチェック!

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2024.08.23

わが家の年収は、他の家庭と比べて多いのか少ないのか、気になったことはありませんか? 今回は最新の家計調査から、日本人の平均年収を年齢階級別にご紹介します。ぜひ自分たちの年収と比べてみましょう。

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年代別の平均年収

まずは、年代別の平均年収額を見ていきます。2023年の家計調査(政府統計)によると、2人以上世帯の世帯主の年齢階級別に見た平均年間収入額は、以下の通りとなっています。

<2人以上世帯の世帯主の年齢階級別 平均年収額>

  • ~29歳 :611万円
  • 30~39歳:694万円
  • 40~49歳:800万円
  • 50~59歳:871万円
  • 60~69歳:611万円
  • 70歳~ :423万円

全世帯の平均年収額は、642万円となっています。年代別に見ると、最も年収が高くなるのは50代です。一方、最も年収が少ないのは、70歳以上の世帯です。70歳以上の世帯は、仕事を退職している人が多いので主な収入源は年金となります。そのため70歳以上は、年収が少なくなる傾向があります。

また、年代別に年収の増え方を見ていくと、30代から40代にかけて最も年収の増加額が多くなります。20代や30代など、現在収入が低いと感じている家庭もあるかもしれません。しかし、年齢や仕事での経験を重ねれば、年収が増えていく可能性があります。

一般的に、退職金などが受け取れる50代には、年収がピークになると予測し、それを目指してぜひ仕事に励みましょう。

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年収をアップさせるポイント

次に、年収をアップさせるポイントを確認しておきましょう。

転職をする

まずは、現在もらっているお給与よりも、高いお給与がもらえる仕事に転職する方法です。年収アップを目指す方が、最初に思いつく方法かもしれません。しかし転職は、「転職活動をすること」「現在の仕事を辞めること」「新しい職場で働き始めること」など、生活に大きな変化があります。転職活動でうまくいかなかったり、新しい職場でなかなか慣れなかったりと、ストレスを感じる人もいるでしょう。給与アップのために転職する場合、大きな労力がいることを覚えておきましょう。

副業をする

転職よりもより気軽に収入アップを目指したいという方は、副業をすることを検討してみましょう。現在働いている職場が副業をOKにしているかを事前に確認する必要があります。副業は、空いている隙間時間やお休みの日を利用します。もし、副業が軌道に乗ってきたら、副業を本業に切り替えたり、会社を退職した後も老後にこつこつと続けることができるかもしれません。積極的に検討してみましょう。

社内での昇給を目指す

さらに、今働いている会社で、社内の昇給を目指すという方法もあります。しかし、会社によっては昇給の基準があいまいだったり、会社の経営状況によっては、思うように昇給ができない可能性もあります。会社の昇給基準などを確認するとよいでしょう。

収入アップ出典:stock.adobe.com

まとめ

自分の年収と平均年収を比べて見ると、自分の収入を客観的に分析することができますね。少しでも年収を上げたいと考えている方は、今自分たちができることはないか、ぜひ考えてみましょう。今回ご紹介した方法を参考にしながら、年収アップを目指してくださいね。

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著者

下中英恵

下中英恵

東京都出身。2008年慶應義塾大学商学部卒業後、三菱UFJメリルリンチPB証券株式会社に入社。富裕層向け資産運用業務に従事した後、米国ボストンにおいて、ファイナンシャルプランナーとして活動。現在は日本において、資産運用・保険・税制等、多様なテーマについて、金融記事の執筆活動を行っています。

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