2025年5月は「ソーセージやレトルト食品」が値上げ予定
まず、2025年5月から値上げされる商品を確認していきます。
ハムやソーセージなどの加工食品を販売している伊藤ハムは、家庭用ハム・ソーセージなど全60品目を2025年5月1日から値上げする予定です。価格改定後は、約2%~18%の値上げとなります。朝のフレッシュロースハムや、アルトバイエルンなど、私たちの食卓に馴染み深い商品が値上げされます。
また、ハウス食品も、カレーやシチューのルーや、パスタソースなどのレトルト食品を2025年5から価格改定する予定です。例えば、バーモントカレーは、現行394円だった小売価格が、446円に値上げされます。ククレカレー中辛は、現行202円だった小売価格が、229円に値上げされます。
ハウス食品は、2025年8月にも価格改定を予定しており、8月には、フルーチェなどのデザート製品の値上げが行われます。
6月からは、パックご飯やチョコレートが値上げ予定
さらに、2025年6月からは、忙しい主婦の味方であるサトウ食品のパックご飯が値上げ予定です。価格改定後はは、現行に比べて約11〜14%アップとなります。パックご飯の値上げは、米の値上げや、人件費・物流費の高騰が原因となっています。
そして、子どものおやつや、主婦の休憩に欠かせない、チョコレートも値上げ予定です。株式会社明治も、6月から多くの商品が値上げされます。明治ミルクチョコレートやプロテインバーなど全34品で、チョコレートは約10~36%値段がアップするでしょう。
物価高への対応方法
2025年5月6月は、引き続き多くの食料品が値上げされる予定です。お弁当や朝食に欠かせないソーセージや、忙しい主婦の味方である、カレールーやレトルト食品、パックご飯の値上げは、家計にとって負担となりますね。
レトルト食品など、ある程度保存がきく食品については、値上げ前に買いだめしておくのがおすすめです。今後も絶対に使用すると分かっているものは、安く買っておくとよいでしょう。ただし、買い過ぎは注意です。賞味期限内に使い切ることができる量を計算して買い物をしましょう。
一方、保存がきかない商品については、より安い代替品を探すなどの工夫が必要となります。より安いメーカーのソーセージなどを探して使ってみたり、カレールーではなく、カレー粉を使ってカレーを作ってみたりと、対策してみてはいかがでしょうか。
まとめ
トランプ政権の発足により、日本や世界の経済は揺れています。さらに、昨年から続く原材料の値上げや人件費のアップに伴い、今後も、さまざまな商品の値上げが行われるでしょう。物価高は家計にとって大きな負担となります。普段スーパーでお買い物をする主婦の方々は、今後の価格改定のニュースにアンテナをはり、できるだけお得に商品を購入できる工夫をしていきましょう。