中学入学後にかかる見落としがちなお金とは
新年度から、お子さんが中学生になるというご家庭の方もいらっしゃいますよね。
制服などの準備はすでに済ませたと思いますが、これからかかる、意外と見落としがちなお金もありますよ。
今回は、「中学入学後にかかる見落としがちなお金」を紹介します。新年度からできる工夫を知りたい人は、参考にしてみてくださいね。
(1)部活にかかる費用
学校が私立か公立か、またどの部活に入るかによっても大きな差が出ることが多いのですが、中学入学後、意外とすぐにかかるようになるのが部活の費用です。
道具が必要な部活ですと、一通りそろえるだけでも数万円、ユニフォームなどにも数万円と、意外と大きなお金がかかります。
その上、全国大会などに出場する強豪校の部活ですと、部費もさることながら、遠征代がかかることが多くなります。
学費の支払いは予定していても、部活の費用は予定していなかったという人も意外と多いので気をつけましょう。
(2)友人との交遊代
中学生ともなると、お友達と遊びに出かける行動範囲も小学生のころと比べてグッと広くなります。
小学生の頃は近所の公園で遊ぶことが多かったお子さんでも、中学生になるとお金を使って市街地まで遊びに行くことも。高校生ほどではないものの、中学生のお友達とのお出かけ費用が意外とかかることにびっくりしてしまう人も多いものです。
必要な時に必要なだけお小遣いを渡すご家庭ですと、気づいたら毎月数万円渡していたという人も多く見られます。もちろん、必要以上にお金を使わないようにお子さんと話し合うことも大切ですが、お子さんの交友関係を壊さない程度のお付き合い費は、あらかじめ予定しておくと安心です。
(3)塾の費用
学校によっては、学校で手厚く学習を見てくれる場合もありますが、高校受験を控えているお子さんは、塾に通う機会も増えてきます。
入学前は、中学校3年生になるまでは塾通いはしなくてもいいと思っていたご家庭でも、中学生になり、実際に定期テストを経験してみると、できるだけ早く塾に入れなくては、と考えを改めるご家庭も多くなります。
塾通いが始まると、夏期講習、冬期講習などの講習費もかかるようになり、まとまった額になりやすいので、塾の費用もあらかじめ予定しておくと安心ですよ。
意外とお金がかかる中学生
赤ちゃんだったお子さんがもう中学生になったと考えると、お子さんの成長は嬉しいものですね。
しかし、赤ちゃんの頃のようにお世話の手はかからなくなる反面、これまで以上にお金がかかるようになってくるのが中学生です。
お子さんが大きくなるにつれて、金銭的に苦しくなってしまうご家庭も増えてきますので、ぜひ早めの資金計画を心がけましょう。