NGその1. 洗濯槽が汚れている
洗濯槽は外からは見えませんが、じつは汚れが溜まりやすい場所。お手入れせずに使い続けると、洗濯物に黒い汚れがついたり臭いが気になったりすることがあります。
せっかく洗っても、汚れや臭いが残れば洗い直しに……。これでは、水道光熱費がかさむだけでなく、家事の手間もぐんと増えます。
衣類をキレイに洗うためにも、洗濯槽の掃除をこまめに行う習慣づけが大事です。理想は月に1回のペースで、市販の洗濯槽クリーナーを使うと簡単にお手入れできます。
黒カビがつくと落とすのも厄介なので、こまめなお手入れで洗濯槽の清潔さをキープしましょう。
NGその2. 乾燥フィルターの掃除をしていない
洗濯機でお手入れが必要なのは、洗濯槽だけではありません。乾燥フィルターもそのひとつ。ゴミが溜まっていると乾燥に時間がかかるため、ムダな電力を消費します。
洗濯物の「乾きが悪い」「乾きムラがある」と感じたら、乾燥フィルターを要チェック。乾燥フィルターの繊維くずを取り除いて、運転効率が下がるのを防ぎましょう。
ちなみに、乾燥フィルターはゴミを取り除いてからぬるま湯で洗うとキレイになります。汚れがひどい場合は、薄めた台所用中性洗剤などにつけて洗いましょう。使うたびに掃除するのが理想的。毎日お手入れするなら、取り外してサッとホコリを取るだけなので、習慣にしてしまえば手間なく続けられますよ。
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NGその3.自己流で洗濯機を使っている
洗濯機は使い方しだいで節電になります。光熱費をおさえるのなら、自己流は避けて、節約につながるポイントをおさえることも大事です。
基本的には、「まとめ洗い(定格容量の8割程度まで)」「自動コース」「すすぎ1回の洗剤」で洗濯すると、消費電力や水道代も節約できます。
・ちょこちょこ洗う
・すすぎ回数を多めに設定する
・洗剤を多めに入れる
このような使い方は、洗濯機の運転効率が落ちます。かえって光熱費がかさむので、避けた方がいいでしょう。
洗濯機も“ちょっとのくふう”で光熱費ダウン!
毎日使うからこそ、洗濯機の使い方の見直しが節約につながります。いつもの習慣を少し変えるだけで電気代にも差が出るはず。
まずはできることから、ひとつずつ試してみてはいかがでしょうか?