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11月から始めれば違う!“年末のうっかり出費”を防ぐ節約術4つ「早めの準備がカギ」「今年こそはやる」

働く・学ぶ

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2025.11.01

気づけば2025年も残り2か月。クリスマスやお正月などイベントが続く年末年始は、出費もかさむ時期です。「日常の忙しさで準備を後回し。気づけばイベント直前で慌てて割高な買い物をしてしまった……」という経験、ありませんか。毎年のように繰り返される“年末のうっかり出費”を防ぐために、今から始められる“お得な冬支度”のヒントを集めました。

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特集:40歳から知っておきたい「お金の知識」

買い物リストを作って、無駄な出費を削る

買い物リスト出典:www.photo-ac.com

スーパーの食材は年末に向けて値上がりする傾向があります。鶏肉や牛肉、エビなど冷凍できる食品は価格が安いうちに買っておくのがおすすめ。
さらに、「これも冷凍できるの?」と思うような食材――例えばタコ、イクラ、柚子なども、実は冷凍保存が可能です。ちょっとした工夫で、無理なくコストを抑えながら年末年始の料理準備がぐっと楽になります。

また、お正月やクリスマスの料理を全部手作りするのも大変です。おせち料理やクリスマスケーキは、早割で予約しておくと手間も省けてお得です。

11月からやっておきたいこと

家族の予定を早めにチェックで、イベント&レジャー費を節約

カレンダーで予定をチェック出典:www.photo-ac.com

家族の予定を早めに確認することも年末年始の節約につながります。
年末年始はETC割引や新幹線の早割が繁忙期対象外のため、交通費の節約は難しい面もありますが、日程を少しずらすだけでも混雑を避けられ、費用を抑えられる可能性があります。

また、家族にもそれぞれの仕事や学校、趣味の予定があるはず。事前に把握しておけば、食材の買いすぎや無駄な出費を減らすことができます。

今すぐできること

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所得控除を整理して、ふるさと納税の限度額を正しく把握

電卓で計算する女性の出典:www.photo-ac.com

自分で選んだ自治体に寄付をすると、所得税の還付や住民税の控除を受けられるふるさと納税。その土地の特産物がもらえるので、年末の楽しみにもぴったりです。控除限度額をより正確に把握するには「年収」「家族構成」に加えて「所得控除額」の確認が大切です。以下の項目をチェックして、今年の限度額をより正確に把握しましょう。

・社会保険料控除
・医療費控除
・小規模企業共済等掛金控除(iDeCoなど)
・生命保険料控除
・地震保険料控除
・住宅ローン控除

11月からやっておきたいこと

お年玉もキャッシュレスで、準備をもっとラクに

お年玉出典:www.photo-ac.com

お年玉は、新札への両替やポチ袋の準備、遠方の親戚への書留郵便など、意外と手間がかかるもの。でも、PayPayやLINE Payなどのキャッシュレス決済を使えば、スマートに渡すことができます。

ただし、いきなり送るのではなく、まずは相手の保護者に確認を。家庭によってはスマホやキャッシュレス決済を使わせていない場合もあります。

また、図書カードNEXTやAmazonギフトカードなど、メールやSNSで送れるギフトも便利です。

今すぐできること

ゆっくりする女性出典:www.photo-ac.com

早めに行動することで、心にも時間にも余裕が生まれ、うっかり無駄な出費をすることが減ります。忙しい季節だからこそ、賢く・お得に・スマートに冬支度を始めてみませんか。

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著者

山根純子

山根純子

ファイナンシャルプランナー、マイライフエフピー®認定ライター 結婚・出産・専業主婦を経て、社労士事務所で社会保険・労働保険の実務を20年以上経験。お金は「貯め時」もあれば、「使い時」もあります。 妻となっても母となっても、女性が自分のやりたいことがやれるようにお金の面のサポートさせていただきます。

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