特徴その1.買った食材をとりあえず冷蔵室へ詰めこむ
買い物してきた食材すべてを、そのまま冷蔵室へ入れていませんか? もちろん帰宅後すぐに冷蔵庫へ移す行動そのものは正しいのですが、“冷蔵室へ詰める”のは考えもの。
夏場は冷蔵室の中でも傷みやすいため、「冷蔵保存=安全」とは限りません。じつはわたしも、トレイに入ったままのお肉を冷蔵したところ、消費期限内なのに腐ってしまった……という苦い経験があります。
食材が傷みやすい季節だからこそ、買ってきたその日のうちに冷凍保存するのが一番。少し面倒ですが、肉類はすぐ冷凍用に小分け保存、食パンも保存用袋に入れて冷凍するだけでロスは防げます。
特徴その2.一度に買う量が多い
「週に1回しか買い物に行かない」まとめ買いは、ムダやついで買いが減る王道の節約テクです。しかし、夏に限っては注意が必要。
食材が傷むスピードが早いので、秋冬春と同じ量を買い込むと食材をダメにしてしまうケースも多いんです。
ふだんはまとめ買い派のわたしも、暑い時期だけはスーパーへ行く頻度を増やして、買う量を制限しています。特に生野菜は鮮度が落ちやすいうえに、冷凍に向かないものもたくさん。大量買いは避けて、3~4日で食べ切れる量を目安にカゴへ入れています。
特徴その3.総菜を買う頻度が高い
「暑いから料理したくない……」という日が続くと、つい頼りたくなるのがお惣菜。しかし、買う頻度が増えれば家計はどんどん圧迫されます。手間抜きも大事ですが、頼るペースは考えなくてはなりません。
食事の用意をラクする方法は、スーパーの惣菜以外にもたくさんあります。電子レンジで温められる冷凍唐揚げやうどんに、レトルトカレーを常備するのもおすすめ。
市販品を使わなくても、カット野菜と豚バラ肉で「レンジ蒸し野菜」にすれば、コンロに立たなくても一品できあがります。自炊と節約を両立するためにも、ただラクできる方法ではなく“出費をおさえられる手間抜き”を意識しましょう。
少しのくふうで、出費を最小限に手間抜きできる
夏はどうしても食費が増えますが、その出費をできる限り小さくするには“くふう”が必要です。買った食材をロスせずに使い切るのは基本。コスパのいい手間抜きメニューも取り入れながら、夏の家計を守りましょう。