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使い方で変わる。“電気代節約”につながる「エアコンの節電習慣」

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2024.05.14

国が実施する「電気・ガス価格激変緩和対策事業」も、2024年5月分で終わりをむかえます。今後の策は、いまのところありません。気温が上がり、そろそろエアコンを使い始めるこれからの時期、家計にとってはダブルパンチです。そこで今回は、電気代節約につながる「エアコンの節電習慣」をご紹介します。

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暑いときは風量で調節する

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エアコン稼働中に「暑い」と感じたとき、すぐに設定温度を下げるのはおすすめできません。
設定温度を1℃下げるよりも、風量を強に設定するほうが消費電力は半分以下におさえられます。
風量を強めると涼しさは十分に感じられますので、設定温度を下げる前に風量を調節してみましょう。

風向き設定は水平に

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エアコンの節電力は、風向きひとつで大きく変わります。
ななめ下方向の風向きだと、部屋全体に涼しい風がいき渡りそうなイメージですが、節電的に言うとNG。詰めたい空気は下に、暖かい空気は上に溜まるため、風向きが下だと循環効率がよくないんです。
節電を意識するのなら、風向きは「水平」がマスト!最低限の電力で、冷房効率がアップします。

短時間の外出はつけっぱなしにする

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エアコンは稼働中よりも、稼働させるときにもっとも電力を消費します。
そのため、エアコンを消したりつけたりするのはNG。こまめに消すと、かえって電気代がかさむ場合があります。
スーパーやコンビニへ行く、子どもの送迎など短時間の外出は、あえてつけっぱなしにするほうが節電になるのです。30分を基準に、つけっぱなしにするかを判断しましょう。

節電グセをつけて電気代をおさえよう

国の軽減措置が終わり、電気代の値上げも見込まれています。とはいえ、エアコンを使わないわけにはいきません。
生活になくてはならないエアコンだからこそ、節電を習慣化することが大切です。今のうちに節電グセをつけて、かさむ電気代をすこしでもおさえましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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