(1)安値で購入できるお店を調べる
お米の価格は、どこのお店でも似たようなもの、と考えてしまいがちですが、意外とお店によって価格の差がつきやすいものです。
場合によっては、いつものスーパーで買うよりも、ドラッグストアやネットスーパーで購入する方が低価格なこともありますよ。
食費が少ない人は、日頃から価格チェックを怠らないものです。あそこのお店はお米が安いなど、そのお店が得意な商品を把握していることが多く、最近高値のお米も、地域の中では一番の安値のお店で購入するなどが習慣づいているものです。人によっては、農家から直接仕入れるなどの工夫をしている人も。
とはいえ、数百円の節約をするのに、時間をかけすぎていては時間の節約になりません。節約上手な人ほど、徹底的に安値を追求するのではなく、ほどほどの安値で妥協する傾向がありますよ。
◆「おいしいお米選び」の2つのポイント:五ツ星お米マイスターに教わる
(2)小容量よりは大容量を買う
食費が少ない人は、少ない分量のお米を購入するより、単価が安めの大容量のお米を購入する傾向があります。
とはいえ、たくさん購入するのではなく、多くても数カ月程度までの必要な分だけを購入し、おいしく食べられるうちに消費する人の方が多く見られます。
食費の節約が上手な人ほど、安ければ味は二の次という考え方をする人は少なく、安くてもある程度の品質は保ちたいと考える人が多いため、大容量でも過度にならない程度に購入している人が多く見られます。
(3)ふるさと納税を活用する
食費の少ない人が上手に活用しているのが、ふるさと納税です。納税しつつも、返礼品としてお米が届くので、毎月のお米にかかる支出を節約できるのですね。
一方、節約が苦手な人は、ふるさと納税をすると、一時的に支出が増えたように感じるため、ふるさと納税のための資金を確保するのが難しいなどの理由から、ふるさと納税じたいを避けてしまう人も。
確かに、なかには納税額が高いと感じる人もいるかもしれませんが、ふるさと納税を利用すると税金が控除されるため、結果的にはお得につながりますよ。
それでもふるさと納税を利用することが難しい場合には、食費以外のものに使いすぎている可能性もあるので、支出全体を見直してみてくださいね。
無理なくお米を買いそろえよう
最近はお米の価格も上昇していることから、値上がりが気になり、お米の購入を躊躇してしまう人も増えてきました。
お米が毎日の食事にかかせない家庭ほど、お米の価格上昇の影響を受けやすくなりますが、その中でもお米の購入額が高くなりすぎないよう少しの工夫を取り入れると安心ですね。