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「1,500万円貯めた人」が失敗して分かった“ムダな出費が増える”NG節約術

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2024.10.27

家計をやりくりするために、日々の節約は必要不可欠です。物価高が続き、より家計のやりくりに力を入れているのは、わが家だけではないはず。しかし、やり方を間違うと逆効果になる場合があります。ここでは、貯金ゼロから1,500万円貯めたわたしが、「おすすめしない節約術」についてご紹介します。

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特集:40歳から知っておきたい「お金の知識」

おすすめしない1.節約にお金をかける

節約にお金をかける出典:stock.adobe.com

節約をするための下準備は、決して悪いことではありません。しかし、そこに手間やコストをかけすぎるのは考えもの。
例えば、貯金箱を買ったり、可愛い家計簿を買ったり。節約関連の書籍を買うのも、正直もったいないと感じます。
自分に合う節約は、やってみないと分からないことが多いです。だからこそ、初期投資はできるだけ抑えるのが一番。
貯金箱は空き瓶でも代用できますし、節約本を買わなくてもネットで情報は集まります。家計簿だって、使っていないノートや無料アプリで十分です。

おすすめしない2.節約に時間をかける

節約に時間をかける出典:stock.adobe.com

時間はお金以上に貴重。過ぎたら戻ってきませんし、行動によっては時間でお金を生み出せるからです。
そのためわたしは、時間のかかる「タイパの悪い節約」は極力避けています。
例えば、激安スーパーをはしごしたり、家計簿を細かくきっちりつけたり。下処理に時間のかかる調理やかさまし料理もつくりません。
時短を心がけて、家事にかかる時間を最小限に。その分仕事にかける時間を増やすと、家計にとっては大きくプラスになります。

おすすめしない3.家計を切り詰めすぎる

家計を切り詰めすぎる出典:stock.adobe.com

節約したての頃にやりがちなのが、過度に切り詰めること。最初はやる気に満ちていても、無理のある節約は長続きしません。
家族に厳しい節約を強制するのもNG。無理をしすぎると、ストレスが爆発してリバウンドの危険大です。
食べたいもの、欲しいものは計画的に購入すれば大丈夫。なんでもかんでも我慢するよりも、きちんと息抜きをすることも大切です。

ゆったりと節約生活を続けよう

「貯金を増やしたい」「出費を抑えたい」という気持ちから、つい気合が入りすぎて“やりすぎ”の節約行動をとってしまうのは、誰しもあること。過去のわたしも、すべて経験済みです。
長年節約を続けてきて思ったのは、ゆるくゆったりと続けること。時間とお金をかけず、無理に頑張らない。これを意識するだけで、マイペースな節約生活を続けられますよ。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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