捨てた1.テイストを揃える
種類や色などが整っていると、見た目はきれいに見えますよね。結婚した当初も、自分好みの新居にできるうれしさから、持ち物のテイストにこだわりがありました。
しかし、時とともに品ものは変わるもの。たとえばハンガーにしても、同じものを後から買い足したいと思ったときには、終売になっていることも少なくないんです。
また同じものを揃えるとなると、買い直す費用がかかる……。まだ使えるものを処分して買い揃えるのはもったいないと感じたため、わたしはテイストのこだわりを捨てました。
今は、多少ばらつきがあっても気にしません!
ただし、サイズなどでどうしても同じものを揃えたいときは、ニトリや無印良品のロングセラー商品など「廃盤にならなそうなもの」を選ぶようにしています。
捨てた2.国内産にこだわる
もともとは国産の食料品しか買わなかったのですが、今は原産国が海外でも気にせず買います。「外国産」というだけで抵抗感を持つのは、もったいないです。
もちろん、国産だからこそおいしい・安全なものもたくさんあります。地元でとれた旬の野菜はおいしいし、日本各地のブランド肉は絶品です。
ただ、“ぜったいに国産”という強いこだわりは、家計にとってプラスになりません。外国の食品は使い勝手がよいものもたくさんある。毎日自炊を続けるためにも、家計を守るためにも、「国内産だけ」というこだわりは持たないようにしています。
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捨てた3.新品にこだわる
節約しながら無理なく貯金を増やすには、「新品のこだわりを捨てる」ことが手っ取り早いです。中古品も選択肢に入れると、出費がぐんと減ります。
たとえば服。あっという間に成長して着られなくなる子ども服は、安くて状態がよければ中古で十分です。
もちろん、家電などは保証の関係で新品の方がいい場合もあります。ただ、使用頻度や期間、コストを考えて「中古の方がお得」だと思うものは、無理して新品を買わなくてもいいんです。
こだわりを捨てるとラクになる
貯金を無理なく貯めるには、身の丈に合う暮らしをすることが大前提。こだわりが多すぎると、貯金は増えません。
「これはなくてもいいかな」と思うこだわりがあれば、今すぐ捨ててOK! 家計はもちろん、こだわりによる縛りから解放されて、自分自身もラクになりますよ。