特集記事

やりすぎは逆効果!見直したい“NG節約”3つ→「間違ってた…」「余計な出費になることも」

働く・学ぶ

stock.adobe.com

2025.09.08

節約生活スペシャリストの三木ちなです。家計を守るために「少しでも節約しなくちゃ」と頑張るのは大切なこと。ただし、やりすぎは禁物です。ここでは、避けた方がいい3つの「NG節約」をご紹介します。

広告

特集:40歳から知っておきたい「お金の知識」

1.エアコンをギリギリまで我慢する

ハンディファンで暑さに耐える女性出典:stock.adobe.com

電気代を気にして、暑くてもエアコンをつけないで過ごす方もいるかもしれません。
しかし、高温多湿の環境は熱中症や体調不良の大きな原因になります。扇風機やハンディファンだけでは、しっかりと涼むには不十分です。熱中症のリスクはもちろん、倒れた場合の医療費や通院で家計にさらに負担がかかる可能性もあります。
暑い間は割り切って、電気代より体調を守ることを優先しましょう。エアコンも、「風量を自動にする」「窓からの日差しを遮る」「サーキュレーターを併用する」など、くふうしながら使えば節電できますよ。

2.フライパンのテフロンがはげても使い続ける

年季の入ったフライパン出典:stock.adobe.com

「まだ使えるし、買い替えるのはもったいない」という気持ちから、コーティングがはげたフライパンを使い続けていませんか? テフロン加工が傷んだフライパンは、食材が焦げつきやすく調理に余分な油を使うことになり、むしろ出費が増えることがあるため注意が必要です。
安全性や調理の効率を考えれば、寿命を迎えたフライパンは買い替えた方が結果的に節約につながります。

広告

3.家電のコンセントを抜き差ししすぎる

コンセントを頻繁に抜き差しする出典:stock.adobe.com

待機電力をカットするために、家電のコンセントをこまめに抜き差しする方もいます。確かに待機電力はゼロになりますが、節約効果は思ったほど大きくありません。
むしろ抜き差しを繰り返すことでコードや差込口が劣化し、ショートや火災のリスクが高まることもあります。節約したい気持ちが裏目に出て、修理や買い替えに余計なお金がかかっては本末転倒です。
コンセントは頻繁に抜き差しするよりも、スイッチ付きタップを使うと安全に電源をOFFできますよ。

やりすぎ節約は逆効果

節約は大切ですが、無理をすると体調不良や余計な出費につながることもあります。エアコンの我慢や劣化した調理器具の使用、家電の抜き差しなどはNG。
安心と安全を優先し、長く続けられるかしこい節約で家計を守りましょう。
 

広告

著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

この記事をシェアする

気になるタグをチェック!

saitaとは
広告

人気記事ランキング

ランキングをもっと見る