1.エアコンをギリギリまで我慢する
電気代を気にして、暑くてもエアコンをつけないで過ごす方もいるかもしれません。
しかし、高温多湿の環境は熱中症や体調不良の大きな原因になります。扇風機やハンディファンだけでは、しっかりと涼むには不十分です。熱中症のリスクはもちろん、倒れた場合の医療費や通院で家計にさらに負担がかかる可能性もあります。
暑い間は割り切って、電気代より体調を守ることを優先しましょう。エアコンも、「風量を自動にする」「窓からの日差しを遮る」「サーキュレーターを併用する」など、くふうしながら使えば節電できますよ。
2.フライパンのテフロンがはげても使い続ける
「まだ使えるし、買い替えるのはもったいない」という気持ちから、コーティングがはげたフライパンを使い続けていませんか? テフロン加工が傷んだフライパンは、食材が焦げつきやすく調理に余分な油を使うことになり、むしろ出費が増えることがあるため注意が必要です。
安全性や調理の効率を考えれば、寿命を迎えたフライパンは買い替えた方が結果的に節約につながります。
3.家電のコンセントを抜き差ししすぎる
待機電力をカットするために、家電のコンセントをこまめに抜き差しする方もいます。確かに待機電力はゼロになりますが、節約効果は思ったほど大きくありません。
むしろ抜き差しを繰り返すことでコードや差込口が劣化し、ショートや火災のリスクが高まることもあります。節約したい気持ちが裏目に出て、修理や買い替えに余計なお金がかかっては本末転倒です。
コンセントは頻繁に抜き差しするよりも、スイッチ付きタップを使うと安全に電源をOFFできますよ。
やりすぎ節約は逆効果
節約は大切ですが、無理をすると体調不良や余計な出費につながることもあります。エアコンの我慢や劣化した調理器具の使用、家電の抜き差しなどはNG。
安心と安全を優先し、長く続けられるかしこい節約で家計を守りましょう。