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「エアコンが効かない…」今すぐ見直すべき“4つのNG習慣”「影響あると思ってなかった」「意外」

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2025.08.25

節約生活スペシャリストの三木ちなです。連日、エアコンが欠かせない猛暑日が続いています。しかし、冷房をつけているのに「なかなか部屋が冷えない」と感じたこと、ありませんか? じつはそれ、エアコンの不調ではなく使い方に原因があるかもしれません。ここでは、冷房の効きを悪くしてしまう「エアコンのNG行為」をご紹介します。

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NGその1.部屋が散らかっている

散乱した部屋出典:stock.adobe.com

意外に思われるかもしれませんが、部屋の散かり具合でも冷房効率には違いが出ます。
床や壁際にものが多いと、エアコンの風が遮られて冷気が部屋全体に届きにくくなるんです。特に、エアコンの前に家具やカーテンがあると、冷房効率は一気にダウン。
エアコンの効きをよくするためにも、部屋には余計なものを置かないよう意識してみましょう。家具や家電を、部屋の通気性を意識した配置にするだけで、空気の流れはよくなるはずです。

NGその2.設定温度が高すぎる

エアコンの温度出典:stock.adobe.com

エアコンの設定温度は「室温を28℃程度に保つのが望ましい」と言われていますが、これはあくまでも目安です。外気温の差が大きい、室内に人が多いなど、状況によっても適正温度は異なります。
節電のため28℃設定のまま我慢していると、なかなか部屋が冷えない……なんてこともあるため注意が必要。
冷房の設定温度は状況によって調整して、節電とのバランスを考えましょう。もし設定温度を変えないのであれば、風量を強にすると体感的に涼しく感じられるかもしれません。

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NGその3.ドアにすき間がある

ドアのすき間出典:stock.adobe.com

エアコンの効きを悪くする大きな原因のひとつが、ドアや窓のすき間。冷えた空気が外へ逃げ、代わりに外の熱気が室内へ入り込んでしまいます。ドアを開けっ放しにしないのはもちろんですが、築年数の古い家は気づかないうちにすき間ができていることも……。
対策としては、すき間テープやパッキンでしっかり密閉するのが有効です。

NGその4.換気扇をまわしっぱなしにしている

換気扇出典:stock.adobe.com

キッチンの換気扇、つけっぱなしにしていませんか? 換気扇は室内の空気を外に出すものなので、せっかく冷やした空気も一緒に排出されてしまいます。
その分、外の熱い空気がすき間から入り込めば、いつまでたっても室温が安定して冷えず、エアコンはフル稼働のままです。
節電のためにも、調理中や調理後以外は換気扇をOFFにする習慣が大事。必要ないときは電源を切ることで、ムダな空調ロスを防げます。

冷房効率は、少しのくふうで変わる

「エアコンが冷えない」と感じたら、まずはお部屋の環境を見直すことが節電への近道です。ほんの少しのくふうや改善で、冷房の効きは大きく変わりますよ。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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