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物価高の今こそ知りたい!高市新政権の“生活に効く政策”をやさしく解説「私たちの生活はどう変わる?」

働く・学ぶ

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2025.12.06

2025年10月に高市早苗内閣総理大臣が誕生しました。日本では初めての女性総理大臣となります。今回は、高市新政権が行おうとしている政策の中で、私たちの生活に特に関係があるものをご紹介します。

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高市政権のおもな政策とは?

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高市新政権がこれから実施しようとしている政策については、総理が行った所信表明演説から知ることができます。この中から、特に私たちの生活に関わりがある事柄について、チェックしていきましょう。

  • 物価高対策を行う
  • 国民全員への給付金は実施しない
  • ガソリン税の暫定税率を廃止する(ガソリン代が下がる可能性がある)
  • 医療機関や介護施設へ補助金
  • 103万円の壁の見直し
  • 高校の無償化・給食の無償化を進める

高市総理が行った所信表明演説では、その他にも、エネルギー、外交、安全保障、外国人対策、治安、憲法改正など、さまざまなことに触れています。
また、2025年11月21日の総合経済対策等についての会見によると、こども1人2万円の「物価高対応子育て応援手当」として、0.4兆円の予算が盛り込まれました。

興味がある方は、ぜひ所信表明演説の原文や、最新のニュースをチェックしてみましょう。

物価高対策と賃上げ対策に注目

買い物する女性出典:stock.adobe.com

では、高市政権が行う対策をさらに詳しく見ていきます。

まず、私たちの家計で特に重要なものは、物価対策です。ここ数年、日本の物価は大きく値上がりしています。高市政権では、ガソリンや、電気代、ガス代などの価格が下がるよう対策を行うことを目指しています。一方、国民全員に現金を給付するといった対策は行いません。

また、物価高に対応するために、賃上げ対策も行う予定です。医療機関や介護施設へ補助金を出し、従業員の賃金引上げを目指しています。

そして、パートで働いている人がいる世帯に影響があるのが、年収の壁の見直しです。103万円の壁(所得税の壁)が160万円に引き上げられ、パートでの働き方を変更する人もいるでしょう。年収の壁を越えて働くことで、家計の収入を大きく増やすことができる可能性があります。

また、子どもがいる世帯は、高校の無償化や、給食無償化、2万円の手当金などが気になる政策ですね。少子化対策として、子どもにかかる費用をさらに軽減することを目指しています。

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【まとめ】日本の政策と私たちの生活の関係性

「国の政策はよく分からない」「国会の議論と私たちの生活とは距離を感じる」
など、日本の政策やニュースにあまり関心を持っていない人もいるかもしれません。

しかし、ご紹介した通り、現在の高市政権で議論されている内容は、私たちの生活に大きな影響を与える可能性があることが分かります。特に若い世代は、選挙に行かない人も多いようですが、政治家を選ぶことは、総理大臣を選ぶことにつながり、日本の今後の政策を大きく左右します。
今回、初めて女性の総理大臣が誕生しましたが、ぜひこれをきっかけに、日本の政策に関心を持ち、今後私たちの生活がどのように変わるのか、注目してみましょう。

※詳細は首相官邸の公式サイトや最新のニュースをご確認ください。

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著者

下中英恵

下中英恵

東京都出身。2008年慶應義塾大学商学部卒業後、三菱UFJメリルリンチPB証券株式会社に入社。富裕層向け資産運用業務に従事した後、米国ボストンにおいて、ファイナンシャルプランナーとして活動。現在は日本において、資産運用・保険・税制等、多様なテーマについて、金融記事の執筆活動を行っています。

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