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衝動買いがやめられない…!「無駄使い」をやめる“3つのコツ”

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2025.05.31

予定にはない買い物をしたり、安そうだからとつい買ってしまう「衝動買い」。みなさんも経験はありませんか? 衝動買いをやめるには、3つのポイントがあります。今回は、そんな時に覚えておきたい、3つのコツをご紹介します。

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なぜ衝動買いをしてしまうのか?

まずは、人が衝動買いをしてしまうには理由をチェックしていきましょう。

衝動買いをする理由

  • 買うものが事前に決まっていない
  • 今月の予算が決まっていない
  • SNSや雑誌の見過ぎ

衝動買いをしてしまう一番の原因は、買い物に行く際に、予め買うものがしっかり決まっていないケースです。例えば、スーパーに行く際、1週間に必要な食材が決まっていれば、それ以外は購入せずにすみます。しかし、買うべきものが決まっていない状態で買い物に行くと、必要がない調味料や、なんとなくおやつ用にと、お菓子や飲み物を買い物カゴに入れてしまうケースもあるでしょう。安売りや特売品などのワードにつられてしまうこともあるかもしれません。

そして、衝動買いをする理由として、自分が今月使ってもよいお小遣いの金額を把握していなケースもあります。デパートなどに洋服や靴を見にウィンドウショッピングに出かけた場合、予算が決まっていないと、購入して無駄使いをすることになります。

衝動買いをする女性出典:stock.adobe.com

SNSや雑誌など、流行に敏感な人も要注意です。流行りものが大好きな人の場合、本当に必要ではないものでも、勢いで購入してしまうケースがあります。インターネットで流れてくる広告も要注意です。

衝動買いをやめる「3つのコツ」

では、衝動買いをやめるために、心がけたいポイントを3つ見ていきましょう。

  1. 買うべきものを決めてから、出かける
  2. 予算を決める
  3. SNSや雑誌、広告に振り回されない

先ほどご紹介した通り、衝動買いをしてしまう原因は、買うべきものが決まっていない、または、予算が決まっていないというケースです。そのため、衝動買いを減らすためには、まず買うべきものを事前に決めることや、今月使っていいお金を把握しておくというのが大変有効です。

事前に決めていたもの以外を購入する場合や、予算を超えてしまいそうな時は、慌てずに、一度家に帰って考えるのがおすすめです。頭を冷やして冷静に考えると、「やはりアレは買わなくても大丈夫だな」「もうちょっと安い商品を探してみよう」と衝動買いを防ぐことができます。

メモを見ながら買い物をする女性出典:stock.adobe.com

さらに、SNSや雑誌、広告など、現在の流行に流されないようにすることも大切です。SNSや雑誌には、最新のファッションやコスメなど、きらきらとした世界が溢れています。しかし、これらの流行には波がありますし、自分もマネをしようとするとお金がかかります。時代に左右されないファッションを心がけたり、SNSを見過ぎないようにするなど、流行に惑わされない習慣を身に付けることも大切です。どうしても流行りの物が気になるという場合は、思い切って、SNSのアプリを削除するなど、SNSから距離をおくことも検討してみましょう。

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まとめ

衝動買いは、ちょっとした工夫をするだけで、防ぐことが可能です。買うべきものと予算を決める、流行に流されないというポイントを意識することが大切です。今回ご紹介した内容を参考にしながら、自分ができるところから実践していきましょう。

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著者

下中英恵

下中英恵

東京都出身。2008年慶應義塾大学商学部卒業後、三菱UFJメリルリンチPB証券株式会社に入社。富裕層向け資産運用業務に従事した後、米国ボストンにおいて、ファイナンシャルプランナーとして活動。現在は日本において、資産運用・保険・税制等、多様なテーマについて、金融記事の執筆活動を行っています。

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