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かえって食費が増える。野菜の鮮度が落ちる「NGな保存方法」とは

働く・学ぶ

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2024.03.01

鮮度が命の野菜は、どう保存するかでロスを防止できます。ここでは、野菜が傷みかねない“じつはNGな保存方法”をご紹介します。野菜を腐らせずに保管して、食費増を防ぎましょう。

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NG1.フィルム・ポリ袋に入れたままにする

包装に入ったままのエリンギ

スーパーでもらった薄手のポリ袋に入れた野菜、そのまま冷蔵庫へ入れていませんか?
きゅうりなどの1本売りの野菜は、買ってきたままの状態で保管してしまいがちです。


しかし、ポリ袋の中に入れっぱなしだと、水滴が原因で傷むリスクがあります。私も、うっかり袋のまま保存してしまい、小ねぎがびしゃびしゃになった経験も……。袋のまま水分が出てしまった小ねぎ

鮮度保持袋に入れた大葉

野菜は鮮度保持袋などに移し替えた方が、断然長持ちします。
ただし、スーパーによっては野菜の鮮度保持袋を使用していることも。このような場合は、わざわざ別の袋に移す必要はありません。

NG2.はだかのまま野菜室に入れる

はだかのまま野菜室に入れた大根

ポリ袋のまま入れるのもNGですが、はだかのまま保管するのも問題です。
野菜室の中にそのままの野菜を入れておくと、水分が蒸発してみずみずしさが失われます。
冷蔵庫の中で野菜がしなびることがありますが、これは乾燥によるもの。水で濡らしたキッチンペーパーを敷いたり包んだりするなど、野菜に合う適切な方法で保存しましょう。

NG3.すべて冷蔵庫で保管する

さつまいも

「野菜=野菜室で保存」というイメージがありますが、じつは常温保存が向いているものもあります。
代表的なのが、さつまいも。寒さが苦手な野菜なので、冷蔵庫に入れると長持ちするどころか変色してしまいます。
さつまいもが黒っぽい色に変わることがありますが、これは低温障害によるもの。冷蔵庫に入れたことが原因で、細胞が壊れるために引き起こる現象です。
野菜の保存は、冷蔵・常温(冷暗所)と特性に合う方法を選びましょう。

野菜のただしい保存で節約を

食費の節約は、買った食材をすべて使い切ることが基本です。
保存方法を工夫すると、傷んでムダになる野菜は減らせます。適切な方法で保存をして、食費の節約につなげてください。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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