NG1.フィルム・ポリ袋に入れたままにする
スーパーでもらった薄手のポリ袋に入れた野菜、そのまま冷蔵庫へ入れていませんか?
きゅうりなどの1本売りの野菜は、買ってきたままの状態で保管してしまいがちです。
しかし、ポリ袋の中に入れっぱなしだと、水滴が原因で傷むリスクがあります。私も、うっかり袋のまま保存してしまい、小ねぎがびしゃびしゃになった経験も……。
野菜は鮮度保持袋などに移し替えた方が、断然長持ちします。
ただし、スーパーによっては野菜の鮮度保持袋を使用していることも。このような場合は、わざわざ別の袋に移す必要はありません。
NG2.はだかのまま野菜室に入れる
ポリ袋のまま入れるのもNGですが、はだかのまま保管するのも問題です。
野菜室の中にそのままの野菜を入れておくと、水分が蒸発してみずみずしさが失われます。
冷蔵庫の中で野菜がしなびることがありますが、これは乾燥によるもの。水で濡らしたキッチンペーパーを敷いたり包んだりするなど、野菜に合う適切な方法で保存しましょう。
NG3.すべて冷蔵庫で保管する
「野菜=野菜室で保存」というイメージがありますが、じつは常温保存が向いているものもあります。
代表的なのが、さつまいも。寒さが苦手な野菜なので、冷蔵庫に入れると長持ちするどころか変色してしまいます。
さつまいもが黒っぽい色に変わることがありますが、これは低温障害によるもの。冷蔵庫に入れたことが原因で、細胞が壊れるために引き起こる現象です。
野菜の保存は、冷蔵・常温(冷暗所)と特性に合う方法を選びましょう。
野菜のただしい保存で節約を
食費の節約は、買った食材をすべて使い切ることが基本です。
保存方法を工夫すると、傷んでムダになる野菜は減らせます。適切な方法で保存をして、食費の節約につなげてください。