NGその1.水温を高く設定する
温水洗浄便座は家電製品です。そのため給湯器と同じように、洗浄水の設定温度が高いほど電気代は上がります。
とはいえ冬は冷えるので、無理に電源を切る必要はありません。消費電力を下げるには、必要以上に温度を上げないことが大切です。
「高」に設定している人は、「低」へ温度を変えるだけでも消費電力は下がりますよ。一度「低」に設定すれば、あとはそのまま使い続けるだけ。ボタンひとつで試せる手軽な節電術です。
NGその2.便座の設定温度が高い
洗浄水だけでなく、便座の温度も見直してみましょう。便座も温度が高いほどに電力を消費するので、デフォルトで「高」に設定するのはもったいないです。
季節的に「弱」はハードルが高い場合は、「高」から「中」に一段下げるだけでも節電になります。
わたしは、冬の間を「中」に設定。逆に気温が高い夏は、温水洗浄便座の水温と便座の設定温度を「低」に設定しています。
NGその3.ふたを開けっぱなしにする
トイレで用を足したら、ふたを閉めるのは節電の基本です。ふたを開けたままにすると、せっかく温めた便座の温度が下がるため、ずっと電力を消費し続けなければなりません。
「使用後はふたを必ず閉める」これを習慣にするだけでも、1年間で見たときに電気代に差が出ます。
正しい「トイレの節電」を続けよう
トイレの電気代は月200~400円と決して多くはありませんが、節電は“チリツモ”が大切です。1ヵ月で見ると小さくても、1年間に換算すると節電した結果が必ずついてきます。
間違ったやり方を続けないよう注意しながら、正しい節電を習慣化しましょう。