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「子どもがいる家庭」が新年度に見直すべき“3つの費用”

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2024.03.10

家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。新年度になると、子どもの環境ががらりと変わることも多くなりますよね。今回は、これまで1000件以上の家計相談をお引き受けしてきた経験から、“新年度に見直すべき子どもの費用”を3つご紹介します。

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特集:40歳から知っておきたい「お金の知識」

新年度に見直すべき子どもの費用

春に見直す支出出典:www.photo-ac.com

新年度が近づくと、子どもを取り巻く環境も少しずつ変化の兆しが見えてきますよね。

子どもの成長を喜び、新しい生活にワクワクすると同時に、これまでの環境から心機一転、見直しをはかりたいと考える人もいるのではないでしょうか。

今回は、「新年度に見直すべき子どもの費用」を紹介します。新年度からできる工夫を知りたい人は、参考にしてみてくださいね。

(1)塾の費用

塾出典:stock.adobe.com

学年が上がると、「そろそろうちの子にも塾を……」と考える人も多いのではないでしょうか。

最近では、中学受験なども過熱傾向にありますから、2月ごろからすでに本格的な中学受験塾への通塾を始めたという人もいるでしょう。

このような塾の費用は、「子どもの教育のため」と考えると、青天井になりやすいものです。

はじめは軽い気持ちで始めた塾が、気づけば家計を大きく圧迫するようになり、生活費がままならなくなり借金をしてしまった、という人も多く見られます。

新年度は、節約するしないにかかわらず、まずは塾にかけられる年間予算額を夫婦で相談しましょう。「年間100万円までなら払ってもいいが、年間150万円は苦しい」など、各ご家庭の線引きがかならずあるはずですよ。

予算を超えそうだったら、夏期講習を控えめにするなど、全体の帳尻を合わせる計画を新年度に立てておくと安心です。

(2)習い事の費用

習い事出典:stock.adobe.com

塾の費用と同時に見直しておきたいのが、子どもの習い事の費用です。

習い事の費用も、塾と同様に、かけようと思えばどこまででもかけられてしまう費用です。

なかには、習い事のあとに塾に通うなど、習い事と塾のはしごをするお子さんも見られます。

子どもがやりたいと言っているからと、何でもやらせすぎてしまうと、家計が苦しくなるだけでなく、お子さんもキャパオーバーになりやすくなります。

慢性的な睡眠不足を訴えたり、体力的なしんどさを抱えていたりするなら、思い切って習い事を整理すると、節約になるだけでなくお子さんの睡眠や体力面にとってプラスになることもありますよ。

(3)子どもにかかる通信費

通信費出典:stock.adobe.com

新年度に向けて、生活スタイルが変わると、必要な通信費にも変化が出てくるお子さんも増えてきますよ。

これまでは、少ない通信量で済ませられていたお子さんも、外出する頻度が高くなることで、これまでより高めのプランに申し込まなければならないこともあります。反対に、学校の規則などにより通信機器を自宅において出かける時間が増えるため、通信量がほとんど必要なくなるお子さんもいます。

お子さんのライフスタイルに合わせた通信費の見直しをしておくと、新年度からの生活がスムーズにすすめられます。

ついでに、親の通信費の見直しも一緒に行うと、思った以上の節約につながるケースも多くありますよ。

新年度はお金について見直そう

新年度は、子どものライフスタイルの変化に合わせて、お金についても見直すチャンスです。

大切なお子さんの費用とはいえ、かけすぎてしまい借金まみれになってしまうと、あとからお子さんがお金のことで苦労する可能性が高まってしまいます。

赤字にならず、かつある程度の貯蓄もできる範囲でお子さんの費用の計画を立てると、将来的な学費などの心配も少なくなるはずですよ。

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著者

あき

あき

東京都在住。夫、子供3人の5人家族。家計簿&家計管理アドバイザー。 節約主婦として日本テレビ「ヒルナンデス」、NHK「人生レシピ」フジテレビ「バイキング」などに出演。著書に「あきの新ズボラ家計簿(秀和システム)」他。 もともとは超がつくほどの現金主義だが、最近はほぼ全額キャッシュレス決済。ポイ活や家計簿アプリにも詳しい。

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