(1)いつ入れたのか分からないタレ類
「食費が高くなりすぎないように気をつけなければ」と意識している人の中には、残ったものはとりあえず冷蔵庫に入れる人が多く見られます。食材を捨てずに有効活用しようという気持ちは大変すばらしいことです。
しかし食費が高い人は、そのまま冷蔵庫に入れたことを忘れてしまうこともしばしば。いつしまったか分からないような納豆や餃子のタレなどが、冷蔵庫の隅にたくさんたまっていることがありますよ。
生ものなどは気を配っても、タレ類まで気を配りそびれてしまう人は、なるべく余らせない工夫をするか、余ったタレ類はすぐに使う献立を考えるようにしましょう。いくら大切にとっておいたものでも、結局期限切れになってしまえば捨てているのと同じです。使い切るための一品を早めに作るなどの習慣をつけるだけでも、ムダを防ぐことができますよ。
(2)使いかけの調味料
食費が高い人は、いつも決まったものを購入するというよりは、目についた欲しいものを購入するという傾向がある人が多く見られます。そのため、あれもこれもおいしそうと購入しているうちに、いつの間にかたくさんの使いかけのドレッシングがたまってしまうなど、使いかけの調味料類の種類が多くなりやすいものです。
ドレッシングのような安価な調味料ぐらいと考えがちですが、このような使いかけの調味料も、種類を少なく、最後まで使い切ってから次のものを購入する習慣をつけるだけでも、食費の節約につながるものですよ。
(3)買いすぎてしまったタブリ食品
食費が高い人は、冷蔵庫の在庫を確認してから買い物に行く習慣がない人が多く見られます。
そのためまだたくさん残っているのに、卵や牛乳をもうひとつ購入してしまったりと、冷蔵庫の中にダブった食品がたまってしまう傾向がありますよ。
このようなダブリ食品は、最終的に使い切れるなら問題ないともいえますが、いつまでも冷蔵庫にのこって期限が切れてしまったり、使い切るために無理して食べ過ぎたりするようでは、食費を抑えることにはつながらないものです。
このような人は、冷蔵庫の在庫を気にせずに買い物をしすぎてしまう習慣を見直すと、食費の節約にもつながりますよ。
食費が高いなら冷蔵庫から見直そう
食費が安い人は、冷蔵庫の中もいつもスッキリとしている人が多く見られます。
一方食費が高い人は、冷蔵庫の中がいつもパンパンで、ごちゃごちゃして食材や調味料が見えにくくなっている人が多く見られます。
食費が高いことに悩んでいる人は、まずは毎日の買い物でどのような食品を冷蔵庫に入れているか確認することから始めてみてくださいね。