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節約のつもりが逆効果だった。「貯金0から1,500万円貯めた人」がやらない“3つのNG節約術”

働く・学ぶ

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2024.09.09

貯金にまわせるお金を増やすには、できるだけ生活のムダを省くことが大切。でも、あまり効果のない節約を続けると、手間がかかるだけでなくリスクをともなう場合があります。ここでは、貯金ゼロでも1,500万円貯めたわたしが“やらない”「NG節約」をご紹介します。

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特集:40歳から知っておきたい「お金の知識」

NGその1.家中のコンセントを抜く

コンセントを抜いているところ出典:stock.adobe.com

コンセントを差しっぱなしにすると待機電力がかかります。そのため、こまめな抜き差しを行えば、電気代の節約になる気がします。
もちろんこれは間違いではないのですが、家中のコンセントを抜くのは考えもの。テレビなどの大型家電は待機電力も大きく消費するため、節電に効果的です。
一方、使用頻度の高い家電については、コンセントの頻繁な抜き差しが故障につながる恐れもあります。コンセントを抜くのなら、しばらく家電を使用しないときにコンセントを抜くといいでしょう。

節電タップ出典:stock.adobe.com

その際には、節電タップつきのコンセントも便利。スイッチでON・OFFの切り替えができるので、コンセントを抜き差ししなくても待機電力がかかりません。

NGその2.シャンプーを薄めてボトルに入れる

シャンプーボトル出典:stock.adobe.com

節約のため、「シャンプーやトリートメントを薄めて使う」というのも小耳にはさんだことがるのですが、これはNGです。
問題なのは、水で薄めたシャンプーをボトルに入れて保管すること。水は日が経つごとに細菌が繁殖します。薄めたシャンプーを長期間使い続ければ、菌が原因で皮膚トラブルを起こすことも……。
もし薄めて使う場合は、つど使う分だけ手のひらにとりましょう。

NGその3.ティッシュをはがして使う

ティッシュをはがして2枚に分ける

2枚がさねのティッシュをはがし、1枚ずつ使った経験はありませんか? じつはわたし、「2倍使える!」とはがして使っていた時期があるのですが、これが間違いでした。
当然ですが、1枚だけでは厚みや吸水力が足りないうえに、すぐに破けてしまう……。2分の1のティッシュで鼻をかむと、言うまでもなく悲惨です。
もともとティッシュは2枚がさねだからこそ、よさを発揮するもの。いちいちはがすのも手間がかかるので、今はそのまま使っています。

節約のつもりが「間違い」な場合もある

出費を抑えるためにやっていても、「じつは逆効果だった」という経験、わたしにも数えきれないくらいあります。
今続けている節約にリスクをともなっていないか、ときどき見直してみましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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