1.エアコンの掃除
冬になれば、多くの家庭で暖房が必要でしょう。エアコンで暖をとる方は、運転しない秋のうちにお手入れをしておきましょう。
エアフィルターや吹き出し口が汚れていると、エアコンの運転効率が落ちて暖房の効きが悪くなります。そうなれば、部屋を暖めるために余計な電力を消費しかねません。

エアコンフィルターは、まず掃除機でホコリを吸い取り、汚れがひどい場合のみ中性洗剤を使って水洗いし、よく乾かしてから取り付けます。エアコン本体だけでなく、室外機やその周辺の掃除も今のうちに済ませて、清潔な状態で暖房を使い始められるようにしておきましょう。
2.断熱対策
冬の光熱費を押し上げる原因のひとつが、窓やドアから入る冷たい空気です。特に古い住宅ではすき間風が多く、暖房しても部屋が暖まりにくいです。
こういったすき間風は、窓枠にテープを貼るだけで解決できますよ。床冷えがひどい場合は、フローリングにアルミシートやラグを敷くだけでも、暖かさは大きく改善できるはずです。
3.電気代のプランの見直し
冬は、暖房機器を使わざるを得ない場合が多く、電気代が上がるのも仕方がありません。大切なのは、光熱費の上げ幅をできるだけ小さくすることです。
そのためにも、電力会社の契約プランを一度見直してみるのも対策のひとつです。使う電力が一定の時間帯に偏る家庭では、プラン変更や他社への乗り換えでお得になるケースも少なくありません。
冷暖房なしで快適に過ごせる秋のうちにプランの見直しをすることで、冬の電気代の負担が減らせるかもしれませんよ。
秋の備えで冬の節電につなげる
冬の電気代対策は、冬本番に入ってから始めるよりも秋のうちに行動する方が効果を得やすいでしょう。今のうちに取り組める対策を備えて、冬本番を迎えましょう。



