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「冷蔵庫掃除」を夏の終わりに避けるべき“理由2つ”「9月は要注意」「電気代に影響も!?」

働く・学ぶ

2025.09.05

お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)で生活スペシャリストの三木ちなです。夏の終わり、季節の変わり目に「冷蔵庫の中もリセットしたいな」と感じる方は多いのではないでしょうか。しかし、9月のまだ暑さが残る時期は冷蔵庫掃除には向いていません。ここでは、冷蔵庫掃除を夏の終わりにおすすめしない“3つの理由”をご紹介します。

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理由その1. 冷気が逃げて電気代がアップする

冷蔵庫のドアを開けっ放しにすると冷気が逃げる

掃除のときは、庫内を拭いたり棚を外したりするときに、冷蔵庫のドアが開けっぱなしの状態になります。9月に入っても厳しい猛暑、外気温もまだまだ高いため、冷気は逃げやすい状態です。
冷蔵庫は温度を元に戻そうとフル稼働するので、その分電気を消費します。結果的に電気代が増えるおそれがあり、電気代がアップする可能性大です。

理由その2.高温期は食材が傷みやすい

野菜室からきゅうりを取り出す

冷蔵庫内を掃除するときには、中に入っている食材を外に出す必要があります。エアコンがついていても、9月はまだ室温が高くなりやすい時期。食材が常温に置かれることによって、傷む場合があります。
冷凍食品も室温に出すと解凍が進むうえ、再冷凍すれば品質はぐんと低下。風味や食感が損なわれたり傷んだりして、結果として食材がムダになれば、食費も余計にかかってしまいます。

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冷蔵庫掃除は秋から冬がベストタイミング

冷蔵庫内を掃除する様子

9月は、電気代が余分にかかり、食材も傷みやすくムダにするリスクも高いため、冷蔵庫掃除には不向きです。
冷蔵庫の掃除は、室温が涼しくなる秋から冬がベストタイミング。電気代はもちろん食品ロスも避けられます。
無理に夏の終わりに頑張らず、気温が下がるのを待ってから効率よく掃除を進めましょう。

※ 9月の気温は地域や年により変動します。気候状況に応じて掃除時期を調整してください。
※ 掃除中に食材を外に出す際は、肉類・魚類など傷みやすいものは保冷バッグの使用を推奨します。
※ 電気代の節約効果は冷蔵庫の機種・年式・使用状況により異なります。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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