買って失敗1. 包丁
100均の包丁は軽くて扱いやすいものの、切れ味はどうしても劣ります。トマトの皮がうまく切れずにつぶれてしまったり、肉を切るときに余計な力が必要になったり……。
使うたびにストレスを感じる包丁は、決して使いやすいとは言えません。わが家のように自炊がメインの人ほど、安い包丁は不向き。多少値が張っても、切れ味のいい包丁は調理の時短にもつながり、長い目で見れば買い替えの回数も減らせます。
買って失敗2. フライパン
100円商品ではありませんが、100均には500円から購入できる安価なフライパンが手に入ります。
じつはわたしも「いつか買い替えるものだし……」と購入したことがあるのですが、数回使っただけで焦げ付きやすくなってしまった苦い経験があります。耐久性や熱伝導率を優先するのなら、フライパンにもお金をかけるべきだと学びました。
毎日の調理に使うなら、多少重くても丈夫で長持ちするフライパンを選ぶほうが満足度は高いです。
買って失敗3.トング
キッチン用の調理器具で失敗したのが、いろいろ使える多機能トング。1本でさまざまな用途に使える点はよかったのですが、安定感がイマイチでした。
肉や野菜を持ち上げた瞬間にしなるため、重たい食材ほど持ちづらく、ボロボロと落ちてしまいました。トングはつかむ力がないと、使い心地もよくありません。
現在は、ダイソー系列のスタンダードプロダクツで購入した、1本1,000円のトングを愛用しています。価格は張りますが、その分品質も使い勝手もいいのでお気に入りのアイテムです。
買うときは100円商品でも吟味して
100均は便利で魅力的ですが、毎日使う調理道具や、耐久性が求められるものは“安物買いの銭失い”になることもあります。包丁やフライパン、トングなどは、結局は長持ちするものを選んだほうが安心で経済的です。
ただし、キッチン用品によっては「100均で十分」と感じるものもあります。100均の商品を選ぶときはしっかりと吟味して、買うべきものを見極めて、賢く選びましょう。
※この記事は個人的な体験談です。使い心地については、人によって異なります。