やめたこと1.一汁三菜にこだわる
日本料理の献立では基本とされている、「一汁三菜」。ひとつの汁ものに3品のおかずと主菜を組み合わせる、栄養バランス面では理想的な食事です。
しかし、実際に続けてみると、毎日つくるのはかなり大変。手間はもちろんですが、おかずを用意する食材費もかかるため、このルールを守ろうとすると節約するのは難しいです。
そこでわたしは、一汁三菜のルールを撤廃! 品数を減らすかわりに、ひとつの料理にたくさん野菜を詰め込んだり、具だくさんの汁もので栄養面をカバーしています。
一汁三菜のこだわりをやめてからは、自炊のハードルが減り、食費のやりくりもしやすくなりました。
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やめたこと2.毎日違うメニューをつくる
もともとは、“マンネリしないように”と毎日メニューを変えていたのですが、これが地味に大変。子どもたちの学校給食とかぶらないようにするとレパートリーが限られ、最終的には「つくるものがない!」と悩む日々が続きました。
そこで、思いきってメニューかぶり禁止のルールも撤廃! 家族がよろこぶ献立なら、カレーが続いたっていい。なんなら、カレーの日は大鍋にまとめてつくり、2~3日楽しみます。
わが家の場合、毎日違うメニューに一番こだわっていたのは、ほかならぬ自分自身。家族に聞くと、「明日もカレーがいい!」「おいしかったから、また明日つくって!」と言ってもらえる献立が多かったので、今はマンネリを気にしないようにしています。
やめたこと3.特売狙いの買い物をやめた
スーパーは日にちや時間帯によって、タイムセールや特売を行っています。もちろんこれらは安売りなので、食費の節約にもつながるのですが……。
特売のタイミングに合わせて買い出しをすると、まだ家にある食材を使い切らないままになってしまいます。特売で節約できる金額は知れているので、まずは食べ切ることを優先した方が節約効果は大きいです。
もともとは特売ありきで買い物をしていましたが、今は食材を使い切ってからスーパーへ行くようにしています。
やめると食費管理がラクになることは多い
よかれと思って続けている節約が、じつは食費がかさむ原因だった……というケースは少なくありません。
家計管理がうまくいかないときは、ふだんの行動を見直して「やめてみる」のもひとつです。
※食材は一部ふるさと納税の返礼品を活用しています。
※わが家の食費はお米代・お菓子代別です。