2024年夏のボーナスはいくら?
第一生命経済研究所によると、民間企業の2024年夏のボーナス一人当たり支給額は、前年比+3.3%で41万円と予想されています。また、三菱UFJリサーチ&コンサルティングによると、2024年夏の民間企業(調査産業計・事業所規模 5 人以上)のボーナスは、前年比+2.9%で40万8,770円と予測されています。
どちらの予測も、2024年夏のボーナスの金額は、22年夏、23年夏に続いて3年連続で高い伸びになると考えられています。
また、同じく三菱UFJリサーチ&コンサルティングによると、2024年夏の国家公務員(管理職および非常勤を除く一般行政職)のボーナス(期末・勤勉手当)の平均支給額は 65万9,500円(前年比+3.5%)と予測されています。これは、前年夏に続き、大幅な増加見込みとなっています。
日本の企業は業績が改善しており、公務員も含め、全体的にボーナスは増加傾向だと言えるでしょう。
お金が貯まる人のボーナスの使い方
お金の使い方が上手人は、どのようにボーナスを管理しているのでしょうか。ボーナスの賢い使い方について、ポイントを確認していきます。
ボーナスの金額を確認する
夫婦の場合は、お互いのボーナスの金額を確認しましょう。共働きの場合、あまり知られたくないと感じるかもしれませんが、ボーナスの金額を公表し合うことで、チェック機能が働き、無駄使いを防ぐことができます。また、ボーナスは日ごろの頑張りが評価されているものなので、お互いの仕事の頑張りを労うことができますね。専業主婦の家庭では、夫に感謝の気持ちを伝えるよいきっかけになるかもしれません。
ボーナスは、貯蓄用の口座に移す
ボーナスが振り込まれたら、ボーナスは生活費用の口座ではなく、貯蓄用の口座に移しましょう。生活費用の口座に入れておくと、いつの間にかボーナスを使ってしまう可能性があります。
住宅ローンや車のローンがある場合、繰り上げ返済に充てる
また、住宅ローンや車のローンがある場合、ボーナスを繰り上げ返済に充てるのがおすすめです。早めにローンを完済すれば、支払わなければならない利子が減り、家計にとっては全体的にプラスになります。特別な出費予定がない場合は、積極的に繰り上げ返済を行いましょう。
ご褒美を買う場合は、予算を決めておく
ボーナスで、自分へのご褒美を買う人もいるでしょう。これからも頑張って働く大きなモチベーションにつながるため、ご褒美を買うことは全く問題ありません。ただし、ボーナスすべてを使い切ってしまうのではなく、予算を予め決めて購入するようにしましょう。
ボーナスを賢く使おう!
2024年の夏のボーナスは、全体的に増加すると考えられています。せっかく金額が増えたのに、きちんと管理しておかないと、何となく生活費として消えてしまうかもしれません。予算の決めてご褒美を買ったり、ローン返済に充てたりと、賢く使うことが大切です。今回ご紹介した内容を参考にしながら、ぜひボーナスの使い方について家族で検討してみましょう。