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「光熱費が高い人」が設定しがちな“エアコンのNGな使い方3つ”「ずっと弱のままにしてた…」

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2025.01.28

節約生活スペシャリストの三木ちなです。ただでさえ電気代が高い冬。毎日のようにエアコンを使えば光熱費はどんどんかさみます。使い方によっては、電気代の支払いが家計を圧迫しかねません。ここでは、“光熱費が高い人“がやりがちな「エアコンのNGな使い方」についてご紹介します。

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NGその1.室外機が汚れている

室外機出典:stock.adobe.com

エアコンの節電には、定期的にお手入れすることもひとつ。エアコン掃除というと室内機ばかりに目がいきがちですが、じつは屋外にある「室外機」のお手入れも欠かせません。
室外機が汚れていると、取り込む空気の量が減って稼働効率が落ちます。部屋を十分に暖めるための消費電力が大きくなるため、電気代がかさむ原因になるんです。
室外機には、空気中のホコリや砂などいろいろな汚れが溜まります。冬の間は、落ち葉や雪が原因で暖房効率が下がるケースもありますので、定期的に掃除を行いましょう。室外機まわりに物や草など余計なものが置いてあると運転効率が落ちますので、お手入れと合わせて、障害物がないかどうかも確認することが大事です。

NGその2.風速を常に弱にする

暖房をつけているエアコン出典:stock.adobe.com

エアコンは風速を弱めた方が消費電力は少ないように感じますが、じつはこれも間違い。暖かい空気は上に、冷たい空気は下に溜まる性質があるため、風速をつねに「弱」で稼働すると、エアコンから吹き出された暖かい空気はいつまでたっても床に届かないまま……。部屋はなかなか暖まりません。
風速の設定は「自動」がベスト。部屋が寒いうちは風速が強くなり、温度が上がってきたら自動で弱めてくれるので、効率よく部屋が暖まります。

NGその3.風向きを上にする

エアコンの吹き出し口出典:stock.adobe.com

エアコンの暖房運転は、風向きによって消費電力に差が出ます。
先ほどお伝えした通り、冷たい空気は下に溜まる性質を考慮すると、風向きは「下向き」がおすすめ。風向きを上にすると、温かい空気が床面へ届きづらいです。
風速同様「自動」で運転すると、自分で調整しなくても温風が足元まで届き、部屋全体が暖まるように調節してくれますよ。

エアコンの使い方を見直そう

暖房費がかさむのは避けられなくても、エアコンの使い方ひとつで出費を抑えられます。室内機・室外機の掃除はこまめに行い、自動運転も活用しながら、「節電になるエアコンを使い方」を心がけましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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