NG1.二度流しがクセになっている
トイレの使用後、「一度で流れているはずなのに、なんとなく気になってもう一度流す」という経験はありませんか? また、音消しのためにとりあえず水を流すこともあるでしょう。
この二度流しがクセになると、年間でかなりの水量をムダにすることになります。一般的なトイレの使用水量は、トイレの機種にもよりますが大レバーの場合で6~8Lが目安。一度流すだけで、コップに換算するとなんと数十杯分もの水を流していると考えると、かなりもったいないですよね。
音が気になる場合は、スマートフォンの音消しアプリが便利です。トイレは1回流すだけで大量の水を使いますので、二度流しは控えましょう。
NG2.常に大レバーで流す
流すときは常に大レバーを使っているなら要注意。最近の節水型トイレでは、小レバーでも大便を流せる機種がありますが、そうでないなら掃除の際に洗剤を流すときは小レバー、便やトイレットペーパーを流すときは大レバーと使い分けることで、節水することができます。レバー操作のクセを見直すだけで、思った以上に水道代が軽くなりますよ。
NG3.トイレットペーパーを多めに巻き取る
流す水量だけでなく、トイレットペーパーの使用量にも注意が必要です。
トイレットペーパーを無意識に引き出すと、つい多めに巻き取ってしまうこともあるでしょう。しかし、紙の量が多すぎると流れにくくなり、結局もう一度流す……なんてことになりかねません。
水もトイレットペーパーも余計に消費してしまい、家計にとってはマイナスになるばかり。多めに巻き取ってしまう方は、ダブルではなくシングルタイプのトイレットペーパーがおすすめです。
家計と環境にやさしい「トイレ習慣」を
トイレの二度流しや大レバーのみの使用、ペーパーの使いすぎは、水道代がかさむ原因になります。ちょっとしたクセを意識して直すだけで、年間の節約につながるはず。まずは今日からできる節水を意識してみませんか?
※トイレの水量は機種や製造年により異なります。