1.照明
日暮れが早くなる秋は、照明をつける時間が自然と長くなります。リビングやダイニングの電気を数時間つけっぱなしにするだけでも、積み重なれば大きな出費に。
まだ白熱電球を使っている方は、秋のうちに思い切ってLED電球に切り替えるのもおすすめです。LEDは購入時の価格がやや高いものの、寿命が長く消費電力も少ないため、結果的には節約につながります。毎日使うものだからこそ、電球の見直しは効果大です。
2.冷蔵庫
秋は新米や果物、きのこ類など食材が豊富な季節です。つい買いすぎて冷蔵庫がパンパンになってしまう……という失敗も「あるある」でしょう。
しかし、冷蔵室に詰め込みすぎると、冷気が循環しにくくなり、余計な電力を使うため要注意。多くても7~8割にとどめると、電気代増はもちろん食材ロスも防げます。
美味しい食べ物が多い季節だからこそ、食料品の買いすぎには気をつけましょう。
3.浴室
気温が下がる秋は、シャワーだけで済ませていた夏に比べ、湯船に浸かる回数が増えるでしょう。入浴はリラックスできますが、お湯を張る量や追い焚きの回数が増えると光熱費の増加に直結します。
お湯張りをするときは、湯量の設定を少し下げてみたり、間隔をあけずに家族が続けて入るようにしたりするなど意識してみましょう。節電・節水しながらでも、毎日のバスタイムを楽しめます。
小さな節電の積み重ねが大事
秋は「光熱費が安く済む季節」と思われがちですが、照明・冷蔵庫・浴室など身近な場所に電気代がかさむ原因が潜んでいます。毎日の小さな節電習慣を積み重ねると、家計にもしっかり効果が出るはず。秋こそ油断せず、消費電力を抑える工夫を心がけましょう。