NGその1.暖房を我慢する
「電気代がもったいない」と、以前はなるべく暖房を使わずに過ごしていました。けれど、寒さを我慢すると体もこわばり、健康にも関わってくるんですよね。
体調を崩せば、働けなくなるうえに病院代までかさみ、出費が増える……。結果的になにひとついいことがありません。
そのため、暖房器具を使わずに光熱費を削ることはしません。暖房を使うときはこたつも併用して節電するなど、違う方法で節約を意識しています。
NGその2.旅行先でケチケチする
せっかくの旅行なのに、「少しでも節約しよう」と思って食事やお土産を控えめにする……。これでは、楽しかった思い出よりも「我慢した記憶」が残ります。
もちろんお金の使いすぎはよくありませんが、予算を決めて思い切り楽しむことも大事。旅行や帰省では、事前にある程度使う額を決めて、思い出や時間に投資しています。
特別なときは心とお財布を解放して、ケチケチせずに楽しむ! そうしてリフレッシュすると、日常に戻ったときに「頑張ろう!」とモチベーションが高まります。
NGその3.自分へのご褒美代を節約する
人への贈り物はもちろん、自分へのプレゼントも大事です。以前は、自分のものは後まわしにして、とにかく我慢してばかりでした。しかし、それでは耐えるだけの毎日。つらいだけでは節約は長続きしません。
仕事や家事、育児とやることが増えた今では、自分を甘やかす時間として、誕生日や記念日に好きなものを買っています。「次は何を買おうかな」と考える時間も、また楽しいひととき。それだけで気分が上がって、「また頑張ろう」と思えるようになりました。
他人や家族だけでなく、自分を大事にすることも同じくらい大切。心の余裕こそ、長く続く節約の秘訣かもしれません。
我慢ばかりの節約は続かない
1500万円を貯められたのは、我慢ではなく「無理をしない工夫」をして積み重ねてきたからこそでしょう。ときには節約しない選択が、結果として家計を安定させてくれました。無理せず楽しみながら、家計にも心にもゆとりがある暮らしを目指していきたいですね。



