1. 洗剤を薄めて使う
洗剤を節約するには、水で薄めて量を増やすのが手っ取り早いかもしれません。しかし、これは逆効果になるNG行為です。
市販の洗剤は、汚れを落とす力や除菌効果が最大限に発揮されるよう、濃度が計算されています。薄めてしまうと本来の効果が出ず、汚れが残るおそれがあるんです。
また、水で薄めた洗剤は菌が繁殖しやすいため保管はできません。汚れの残留や菌が繁殖するリスクを考えると、洗剤は薄めずに、適切な使い方を守ることが大切です。
2. ティッシュをはがして使う
一般的に、ティッシュは薄い紙が2枚重ねになっています。そのため、ティッシュをペリッと剥がすと1枚ずつに分けられます。
しかし、2枚重ねだからと言って分けて使うのはNG。紙が薄くなると本来の吸水力と強度を保てなくなり、結局は何枚も余分に使ってしまう……という悪循環に陥ります。
品質を落としてまで無理に使うより、必要な分を適切に使う方が効率的です。
3.ラップを洗って繰り返し使う
キッチンの消耗品の中でも、地味に出費がかさむラップ。汚れていないと捨てるのがもったいなく感じて、使いまわしたくなるときもあります。
しかし、食品用ラップは基本的に使い捨てでの使用を推奨しています。見た目は汚れていなくても、菌などが付着している可能性がありますので、一度使ったら処分しましょう。
再利用する場合は、洗って使えるシリコンラップなら安心して再利用できます。
やりすぎ節約よりも「安心&清潔」を大切に
家計を守るために節約は大切な習慣ですが、やりすぎは逆効果。出費を減らせても清潔感や品質が落ちては意味がありません。
過剰な節約は避け、安全・安心に取り組める節約を続けましょう。