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家計を守るつもりが逆効果!“やりすぎ節約”の落とし穴3つ→「節約になってない!」

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2025.09.13

節約生活スペシャリストの三木ちなです。家計を守るために、少しでもムダを省くのは素晴らしいこと。しかし、過度に切り詰めるのは考えものです。やり方を間違えて、節約どころか逆効果になってしまう方法も……。そこで今回は、あまりおすすめできない「やりすぎのNG節約」を3つご紹介します。

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特集:40歳から知っておきたい「お金の知識」

1. 洗剤を薄めて使う

洗剤は薄めて使えない出典:stock.adobe.com

洗剤を節約するには、水で薄めて量を増やすのが手っ取り早いかもしれません。しかし、これは逆効果になるNG行為です。
市販の洗剤は、汚れを落とす力や除菌効果が最大限に発揮されるよう、濃度が計算されています。薄めてしまうと本来の効果が出ず、汚れが残るおそれがあるんです。
また、水で薄めた洗剤は菌が繁殖しやすいため保管はできません。汚れの残留や菌が繁殖するリスクを考えると、洗剤は薄めずに、適切な使い方を守ることが大切です。

2. ティッシュをはがして使う

ティッシュをはがして使うのはNG出典:stock.adobe.com

一般的に、ティッシュは薄い紙が2枚重ねになっています。そのため、ティッシュをペリッと剥がすと1枚ずつに分けられます。
しかし、2枚重ねだからと言って分けて使うのはNG。紙が薄くなると本来の吸水力と強度を保てなくなり、結局は何枚も余分に使ってしまう……という悪循環に陥ります。
品質を落としてまで無理に使うより、必要な分を適切に使う方が効率的です。

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3.ラップを洗って繰り返し使う

ラップを洗って再利用するのはNG出典:stock.adobe.com

キッチンの消耗品の中でも、地味に出費がかさむラップ。汚れていないと捨てるのがもったいなく感じて、使いまわしたくなるときもあります。
しかし、食品用ラップは基本的に使い捨てでの使用を推奨しています。見た目は汚れていなくても、菌などが付着している可能性がありますので、一度使ったら処分しましょう。
再利用する場合は、洗って使えるシリコンラップなら安心して再利用できます。

やりすぎ節約よりも「安心&清潔」を大切に

家計を守るために節約は大切な習慣ですが、やりすぎは逆効果。出費を減らせても清潔感や品質が落ちては意味がありません。
過剰な節約は避け、安全・安心に取り組める節約を続けましょう。

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著者

三木ちな

三木ちな

クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級の資格を保有し、お掃除のプロとして掃除や収納の知識を発信する、子ども3人のママライター。時短家事スペシャリストを受講し、家事や仕事で忙しい人でも「簡単にできるお掃除方法」を得意とする。 また、節約生活スペシャリストとして、食費2万円台で暮らす節約術や、ふるさと納税、業務スーパーのお買い物術などみんなが知りたい情報をいちはやくキャッチしお伝えしています。 腸活アドバイザーの資格を活かし、節約術だけでなく、カラダにいい食費節約術も発信中。

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