1.コップを1日何個も使う
在宅時間が長いと、ちょっとした水分補給の回数も増えます。熱中症を防ぐためにもこまめに飲み物をとるのは大事です。しかし、そのたびに新しいコップを出すと、洗い物が増えて水道代も余計にかかってしまいます。
そこでわが家では、自分専用のコップを決めて数回繰り返し使用。水筒やマイボトルを活用すれば、さらに洗い物を減らせます。家族全員で実践すれば節水になりますよ。水道代だけでなく、洗剤や家事の時短にもつながります。
2.時間を決めずにシャワーを浴びる
夏にシャワーの回数が増えるのは仕方がないけれど、だらだら浴び続けるのは水のムダ遣いと同じです。時間を決めずシャワーを浴び続ければ、水道代はぐんと上がってしまいます。
シャワーで流れる水量は、1分間で約12リットル。5分ムダに流せば60リットルの水が消える計算です。これはもったいない……!
入浴をシャワーで済ませるときは、いかに余計な水を流さないかが節水のカギ。シャワースイッチを使ってこまめに止水する習慣をつけるほか、「5分で洗い終える」のように入浴の時間を決めると節水になります。
3.トイレをいつも大レバーで流す
暑い時期は在宅時間が増えるため、トイレの使用回数が増えるのは自然なこと。使う頻度が増えると、当然トイレ掃除も頻繁になります。
このとき、なんとなく「大」で流すのは避けましょう。トイレットペーパーなどの固形物を流さないのであれば、「小」レバーの水量で十分足ります。男性の小用や、掃除の際に洗剤を流すときも、小レバーで十分です。
大と小では1回あたりの水量が異なるので、レバーを正しく使い分けると節水になります。毎日のことだからこそ、積み重なれば大きな差に。小さな意識の切り替えが、年間の水道代を大きく左右します。
小さな習慣の積み重ねが大きな節水に
水道代の節約は、ちょっとした習慣がとても大事。日ごろから水を大切に使うことを意識すれば、節水は難しくありません。
今日からできることを、ひとつずつ取り組んでみませんか?